_____翌朝
俺は最悪な気分で目覚めた
推しに言いすぎてしまった
カッとしすぎた…
どうしたものか
洗面台に向かい鏡見る
昨日の夜は俺の歓迎会ということで全員揃ってのご飯だったが日頃は各々らしい
俺は特に何も用意していないので朝ごはんを買いに近くのコンビニに足を運ぶ
少し悩んで自分用のカロリーバーとチョコをカゴに放り込む
ん?
あれ?
見知った顔に気づき固まる
ちょうど昨夜喧嘩したばかりの相方に出くわしてしまった
こんなご都合主義な展開があってもいいのだろうか
思いもよらぬ言葉が出てきて俺は呆然とする
ウりゅ君がバツが悪そうに目を逸らす
暗い顔をして俯く相方の目を見て謝る
そう言いウりゅくんの手を握る
周りの人達の声で俺はようやくここがコンビニ内であることを思い出し手を引っこめる
顔をくしゃっとさせて笑う相方の顔に俺は思わず目を奪われる
不思議そうに俺を見るウりゅくん
そう言いカゴの中のシュークリームを見せる
するとうりゅくんは少し気まずそうにバックヤードに行き何かを取ってくる
そう言いおにぎりをひとつ俺に渡してきた
少し眉をひそめながら渡してくる相方にキュンとしてしまう。
そして会計を済ませコンビニを後にする
______帰宅後
羞恥心の限界を迎えるエメラルドであった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!