第22話

Episode ⅩⅥ 優しさ故の弱さ
711
2024/05/27 12:03 更新
_MEIKO side_
司
嘘だッ…!
司
ダッ
MEIKO(白)
MEIKO(白)
司くん!
走り出した司くん
MEIKO(白)
MEIKO(白)
待ってッ!
まさか…
裏目に出てしまったなんて…!
MEIKO(白)
MEIKO(白)
どうしましょう…っ
そう言うと、こはねちゃんが青褪めた顔で頭を下げる
こはね
こはね
ご、ごめんなさい…!
こはね
こはね
私が話した方が良い、なんて言ったから…っ
こはね
こはね
私のッ…せいで…!ポロポロ
奏ちゃんが優しく背中をさする
奏
大丈夫だよ、小豆沢さんのせいじゃない
奏
私もメイコも賛成したんだし…
こはね
こはね
でも…私がこんな提案しなかったら…っポロポロ
それは違うよ、と力強く言う
奏
話さなくても、遅かれ早かれバレてたしね
MEIKO(白)
MEIKO(白)
そうよ、こはねちゃん
こはね
こはね
ポロポロ
泣き止まないこはねちゃん
きっと優しいから、自分を責め続けちゃうのね
でも、だからこそ…
MEIKO(白)
MEIKO(白)
こはねちゃん!
こはね
こはね
は、はいっ
MEIKO(白)
MEIKO(白)
大丈夫よ
こはねちゃんの目をしっかりと伝える
こはね
こはね
こはね
こはね
……そう、ですね
こはね
こはね
いつまでもウジウジしてちゃ駄目ですよね!
こはねちゃんが私の目を見詰め返す
MEIKO(白)
MEIKO(白)
えぇ、その意気よ!こはねちゃん!
































_司side_
眠っている類を起こさないよう、静かに木の間を歩く
そして森を抜け、オレは「白百合のセカイ」へ戻った
類がどこにも行かない  逃げられないように、地下牢に鎖で繋いでおく
とは言っても、アニメや漫画のようにきつく縛る訳ではないが
司
類…今度こそ、ずっと一緒だ…
さて…類に分かってもらうために必要なものを揃えなければ


























司
トコトコ
部屋へ戻る途中、話し声が聞こえた
〜〜?
〜、〜〜?
司
(この部屋は…)
一歌か
司
コンコン
一歌
一歌
あ、はい
返事と共に扉が開き、一歌が顔を覗かせる
一歌
一歌
どちら様で…って、司さん!
司
一歌、邪魔したか?
一歌
一歌
いいえ、丁度良かったです
司
あ!
見慣れたツインテールが揺れる
司
咲希!
咲希
咲希
お兄ちゃん!久しぶり!
天馬兄妹
(*>ω<)ω<*)ギュ
変わりないようで安心した
司
元気にしていたか?
咲希
咲希
うん!ただ…
先を濁して、少し悲しげな顔をする
司
……どうしたんだ?
咲希
咲希
…………ほなちゃんが、いなくなっちゃったの…
司
穂波が…!?
穂波…
オレも知る限りの「黒百合」たちは、皆姿を消している
穂波も…だったのか…?
咲希
咲希
しほちゃんも連絡は取れるんだけど…
一歌
一歌
学校も、練習も来なくて…
沈んだ様子の一歌たち
司
そうか…
泣きそうな咲希たちに掛ける言葉が見付からずにいると
司さん?
司
おお、みのり!
みのり
みのり
一歌ちゃんの部屋の前でどうしたんですか?
オレの後ろから覗く
咲希
咲希
みのりちゃん!
みのり
みのり
咲希ちゃん!久しぶり!
パッと嬉しそうに顔を綻ばせた咲希に少し安堵し
用事を理由に場を去る



























司
バタン
地下牢の扉を閉めると、類が目を覚ましたらしく鎖の音がする
類
っ…!
類
何…これッ
司
おお!起きたか!
声を掛けると、視線だけこちらに寄越す
類
……つ
類
ッ…
類はオレの名を呼んでくれなかった
司
類…
司
ギュッ
類
っ!
抱き締めると、類が硬直する
司
すまなかった…!オレが…
司
オレのせいで…!類を傷付けてしまって…!!
類が誉めてくれた泣く演技
類
っ…!
すると
類
……..もう、君とは何の関係もない…っ
類
ッ…他人だ…!!



































あぁ
司
……………


































縺、縺九&
縺、縺九&
…………そうか
優憂
優憂
おかえりなさい
優憂
優憂
さあちょっと司くんが怖いですね
優憂
優憂
華衣
華衣
華衣
はい
華衣
華衣
アイコン結構苦労しました
華衣
華衣
自分で書いておきながら司くん怖いです
司
そうしているのはお前だろう
華衣
華衣
仰る通りです
優憂
優憂
そうそう、こちらお願いします↓↓↓
紫組
紫組
では皆様、また次の話でお会いしましょう

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