〜夜〜

(もう夜か…)

(今この子に抱きつかれてるから、あまり遠い所は良くないわよね…)

(この子抱きついたら、起きるまで離れないのよね…)

(それは昔からだから別に構わないけどね)

(離そうとすると、力が物凄く強くなって私ですら精一杯やってやっと離せるから…)

(久しぶりに試してみようかしら…)

お〜い、金鵬?

………スヤ( ´∀`)

(この寝顔で起こすのは少々嫌だけど、起こさないといけないから仕方ない…!)

グイ(体を離そうとする)

ん…ギュ〜(力が物凄く強くなる)

うぐ…

金鵬、起きて?

ん〜…グリグリ(翠に擦り寄せている)

起きて?

む〜…(少し嫌な顔をする)

(これじゃ埒が空かないな…)

(うーん…どうしよう…?)

(そうだ!)

金鵬〜

ん〜…

起きなさい〜?

む〜…

起きてくれれば、私手作りの料理作ってあげるのにな〜?

起きない人には作ってあげられないな〜?

姉様手作りの、料理⁉︎ガバ(勢いよく起きる)

わお…

(一瞬にして起きた…)

姉様の手作り!ワクワク(*≧∀≦*)

今すぐにでも食べたいです!キラキラ

うぐ…!_:(´ཀ`」 ∠):

(可愛い…!!)

姉様⁉︎一体どうされたのですか⁉︎

何か不調があるのですか?なら休んでも…

だ、大丈夫よ…

(金鵬が可愛いかったから、なんて口を裂けても言えないわ…)

本当ですか?

姉様に何か害をもたらす物がいるのなら、我が排除いたします

大丈夫、本当に大丈夫だから…!

………………

姉様が、そう言うのなら…

姉様、もし何かあったら絶対に我に教えてください

我がその物を即排除いたします

分かったけど、排除はしないでね…?

姉様に害をもたらすなど、排除以外になにがあるのですか?

姉様を傷つけるなど我が許さない

(やれやれ…)

(昔から、私の事になるとこうなるのよね…)

(過保護っていうか、シスコンっていうか…)

(まぁ、それで助けられた事もあったけどね)

それで、姉様の手作り料理は…

宿か、どこか泊まれるところで作ろうかな

野宿はあんまりしたくないし…

分かりました、ならあそこに行きましょう

あそこ?

我に捕まってください

分かったわ ガシ

しっかり捕まっていてください シュン
〜in望舒旅館〜

つきましたよ、姉様

ここは?

望舒旅館という所です

望舒旅館?

ええ、我についてきてください

分かったわ

うわぁ〜綺麗な所…

ふっ…
あら?魈様?

ヴェル・ゴレット…
珍しいですね、貴方が誰かを連れてくるなんて
しかも女性なんて

別に構わないだろう…それより部屋は空いてるか?
ええ、空いているわよ

なら、部屋を一部屋手配して欲しい
分かったわ、手配しておくわね

ああ
(まさか魈様が女の人を連れてくるなんてね…意外だったわ)
(少し話し聞いてみようかしら…)

金鵬、先に部屋行ってて良いよ

ですが…

……………………

分かりました、何かあったら"必ず"我に話してください

分かったわ

シュン…

ふ〜…
貴方ちょっと良いかしら?

貴方は確かヴェル・ゴレットっていう名前だっけ?
ええ、この旅館のオーナーをしているわ

オーナーなんですね
皆からは女将って言われてるのよね…

確かにw女将に見えますねw
笑い事ではないのだけど…

それで、どうしたんですか?
ああ,貴方に少し聞きたい事があったのよ

聞きたい事?
ええ

なんでしょうか?
貴方は魈様と、どういう関係なの?

え?
さっきからずっと気になっていたのよ
魈様が自分から客を連れてくるなんて、滅多にないから
それに、貴方にはとても心を許しているように見えたわ

その事ですか

私と金… 魈は姉弟なの

私が姉で魈が弟なんです
そうなのね、それなら魈様が心開くのも当然ね

久しぶりに再会したので
成る程ね、それなら納得だわ

姉様?

あら、魈どうしたの?

いえ、姉様が中々部屋に来られないのでどうしたのかと…

別にオーナーと話していただけよ

そうですか
普通に魈様との関係とか、そういう話をしていただですよ

……………

そうか
この人を悲しませてたりとか、そういうのはしておりませんよ

何故そんな事を言う?
いえ、とても殺気というかそういうのを感じたので

殺気?
はい、とても

そうなのか…
まさか自覚がなかったのですか?

自覚?
無かったのですね…

???

昔からこの子はそういう感じよ

自覚がないのは、昔からよ

姉様⁉︎//
そうなのねw

姉様!!//

私は本当の事言っただけよ〜?

我は、別に…!//
(魈様ってこんな一面もあるのね…)

…………//

とりあえず姉様、部屋に行きましょう//

分かったわ、またねオーナー
ええ
〜in部屋〜

お〜!結構広いわね〜

眺めも綺麗で、風も気持ちい…

確か金鵬がここら一帯を守ってるんだっけ?

はい,我が幾千年守ってきました

帝君の命でもありますが、何より…

……………

何より…?

姉様と一緒に、この景色を眺めたかったのです

私と一緒に?

ええ

姉様がもし生きていたら、一緒にこの景色を共に見たいと思ったのです

姉様が生きてるなんて確証がなくても、守りたかったのです

そうなのね…

ありがとう、金鵬 ナデナデ

っ…⁉︎

これは、我の使命ですから

当然の事をしたまでです

景色も綺麗で、とても良い所ね…

それは良かったです、姉様が喜んでくれるのなら

とても嬉しいです

しばらくは、こうしていましょうか

そうですね

そういえば…

なんでしょうか?

金鵬って、今は魈と呼ばれてるのね

そうですね、帝君から授かった名前です

そうなんだ…

私沢山"金鵬"って呼んでるけど、大丈夫かな…?

姉様なら、なんと呼ばれようと我は構いません

金鵬でも魈でも、なんとでもお呼びください

我は姉様の意思に委ねます

分かったわ

うーん…でも、璃月の人の前では金鵬って言っちゃダメかな?

大丈夫だと思いますが、凡人達が我等夜叉を何処まで知っているかどう思っているのか

それが、一番関係してくると思います

そうよね

璃月港とかそこでは、魈

二人でいる時とか、魈が金鵬という名前だったのを知ってる人の前では金鵬って呼ぶわね

分かりました

姉様は、どのように呼べば…

翠って呼んでくれても良いのよ?

それはいけません!!

ど、どうして?

姉様を呼び捨てで呼ぶなど、不敬にあたいします!!

そ、そこまでかしら…?

姉様は我の大切な姉、そして命の恩人でもあるのです

それで、姉様を呼び捨てにするなど絶対にあり得ません!!

そ、そう…

それくらい我は、姉様の事が大切なのです

わ、分かったわ…

それでも外では、翠って呼んで欲しいのだけど…

……………

翠、様…

これで、どうでしょうか…?

うんうん、良いわね

二人の時とかは姉様って呼んでも良いからさ、他の人がいる時はなるべくその呼び方で呼んで?

分かりました、善処いたします

今すぐにやってとは言ってないから、無理して呼ばなくても…

姉様からの命、必ずやらなくてはいけない事です

そ、そう…

(さっきから、思ってたけど私からの命ってそんなにこの子にとって大切なのかしら?)

(まぁ昔からこうだから、慣れたもんだけどね)

じゃあ、魈!

っ⁉︎い、いきなりその名前で呼ばれるのは…

いいでしょ?練習だと思えば

そ、そうですが…

いきなり呼ばれるのは、驚くものです…

ごめんね?

姉様が決して謝る事では無いです

姉様から呼び慣れていないだけで、先程言ったとうり嫌では無いです

だから気にしないでください

分かったわ

じゃあ、魈!

なんでしょうか?

明日は何か予定はあるかしら?

予定?特に無いですが…

いきなりどうされたのですか?

いいえ、もし良かったら一緒に璃月港に行かないかって聞こうかと思ったんだけど…

姉様と一緒にどこかに行くのは嬉しいのですが、璃月港は…

そういえば、人が多い所は苦手だったわね…

私一人で行くわ

姉様⁉︎

だって無理して璃月港に行かせる必要もないでしょ?

で、ですが…

姉様を一人で行かせるのは…

でも、人が多い所は苦手なんでしょ?

確かに、そうですが…

なら、行かなくても構わないわ

(姉様を一人で行かせるわけにはいかない…)

(でも我は、人が多い所は苦手…)

(璃月港にも行かないと決めている…)

(…………)

(やはり、我もついていこう)

姉様、我も一緒に行きます

行くの?

姉様を一人で行かせるわけにはいかないので

それに、姉様と新しい思い出を作るのにもいい機会だと思うので

分かったわ、なら明日一緒に行きましょうか

はい、勿論です姉様
必ず我が、姉様を守ってみせます

や、やってしまった…

文字数が3000文字超えた…

無心で書いてたら、結構な文字数書いてました…

昔からこうだから気にしないでください!

後tellerもしていたので、その影響もあるかもしれないですが…

それはそれ、これはこれです!

後、小説書いてる時のBGM載せときますね!

私一推しの曲なので、おすすめです!

この曲の魈枠にいる人の声がとても好きなので、毎日聴いてます!

多分中国語なのでなにを言ってるか分かりませんが、とてもいい曲なので関係ないです!

何かおすすめの曲があったら、教えてください!

それではまた次回!
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。