第134話

第六章 【悪夢は貴方の心に浸る】黒幕裁判編⑦(音声証拠)
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2026/08/29 02:42 更新

ナイトメア侯爵夫人の発言はすべて『』で表される。

その他人物(ナイトメア侯爵含む)はすべて「」で表される。
『そうね……どうやら今回のオシオキは失敗したらしい。』

「そうなのか。」

『もちろんよ。ほら、ここの映像の最後を見てごらんなさい、エドワルド様。』

「分かった、見てみようではないか。」

―侯爵が内容をもう一度確認するような音が流れる。

「……どうして機能しなかったんだ。おかしいぞ。」

「確認を急げ。」

「はい、分かりました。」
(職員の発言)
『エドワルド様、そろそろあの日が近づいておりますね。』

「あぁ、そうだな。」

『射的ばかりの祭り…何だか奇妙な感じがします。』

「一体誰の提案なんだが……」

『とある職員の方が提案しておりました。あの新しく入った…』

「わ、私のことでしょうか。」
(職員の発言)

「そう、貴方が提案したのでしょう。」

「はい、その通りでございます。」
(職員の発言)

「ほぉ…面白いな。」
『エドワルド様……』

『……どうしてエドワルド様が無様に死ななければならなかった?』
『なぜ彼らは別館を燃やした。』

「ええと……」
(職員の発言)

『なぜ止めなかった?』

「それは…私達の確認不足です。」
(職員の発言)

『生徒の様子をいつでも監視できたはずだ。』

『それなのに、どうして監視を怠ったのだ?』

「すいません、侯爵夫人様。」
(職員の発言)
どうも聞き覚えのある声だった。

でも、そう上手くは思い出せない。

職員が持っていた音声データは流れ続ける。
『転校生、呼ぶのね。インキュバス子爵さん。』

「もちろんですとも。」

『どうして呼んだ?さすがにいらないでしょう?』

「それは……」

『説明しなさい。』

「えぇ…」

『追加する必要がないのに、なぜそんなことを?』
『そろそろオシオキに失敗したあの生徒の捜索を行う。』

「はい。」

『何か手がかりがあれば、一刻も早く私に報告を入れなさい。』

「分かりました。」
『……そろそろ私は裁判にかけられ、裁かれる。』

『エドワルド様の元へ、私は行ける。』
そして、音声データはこれで終わった。

長かったような、短かったような、そんな感じだ。

この話から推測してみると、きっと成間のオシオキ後のデータだな。

……って、成間、アイツ生きていたみたいだな。
更科雨音
更科雨音
…………っ!!!!!
突然、更科が頭を抱えた。

もしかしたら……
更科雨音
更科雨音
な……何か、思い……出せそうなんだ……!!!
きっと、これで……更科の記憶が取り戻せる……かも、な。
更科雨音
更科雨音
侯爵夫人………






























































更科雨音
更科雨音
その、侯爵夫人って、君のことでしょ。

































































更科雨音
更科雨音
キャサリン・ヨシミヤ・・・・・ ・・・・さん。

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