うっ・・・頭がズキズキする
目を開けると白い天井が見えた
頭が痛い、ここはどこ?
あぁ、そうか私
ガタッ
「あなた?」
近くで誰かの声がする
この声は
私は笑顔で声のする方を向いた
「ミョンホ」
ミョンホはベットに駆け寄り私の手を握る
「泣いて・・るの?」
「泣いてません」
ミョンホは涙を拭いながら
笑顔を見せる
「あはは、撮影は終わったの?
ごめんね、一緒に行けなくて
でも、行こうとしたんだよ
ホシと一緒に、私・・・
わた・・し・・・」
私、そんなに寝ていたの?
今はいつ!?
事故に遭ったのは覚えてる
でもミョンホの撮影期間は・・・
そんなに長く意識がなかったの
ズキズキと頭が痛み出す
「あなた?思い出したんですか?」
びっくりしたような顔で私を見つめる彼
すると病室のドアが開いた
「エイサー、お茶でよかっ・・た?
あなた!
気がついたのか?」
ハニが走り寄ってくる
「ハニ」
「顔色悪いな!?
エイサー、ナースコールは?」
「あっ今から」
「どこか痛いところはあるか?
まったく、よく頭ばっかりぶつけるよな
バカになるぞ」
なんて言いながら優しく頭を撫でる
「バカは余計なんだけど、
ミョンホが嫌がるから撫でないで!」
なんてハニのほっぺたをムニムニとつまめば
「えっ・・・」
ハニが目を丸くして見つめてくる
「えっ?」
驚いて見つめ返せば
「エイサー!!」
とミョンホに抱きつくハニ
「ヒョン!」
とエイサーも笑顔でハニに抱きつく
先生と看護師さんらしき人が
バタバタと病室に入って来た。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。