もう日を跨ぎそうな時間に帰ってきた朝光。
だから、温斗は泊まりだと思っていたのだろう。
朝光はお風呂に入ったあと
いつも通りの生活をして
机に座り作曲を進めていた。
そうしていると、
扉が突然開いて、扉を見ると
温斗がスマホを見ながら
パジャマ姿で部屋に入ってきて
ソファーに座った
朝光はパソコンをいじりながら
温斗と会話をした。
朝光はパソコンから目を離し
温斗の方を向いて
今までやってきたことを
振り返った
朝光は温斗の言葉に納得した。
一緒にいる時間は長いのに
やってることは毎回同じだ。
この言葉が出てきて
自分でも気がついた。
これはただの言い訳やって。
まさかのあなたの気持ちに
気づいていなかった自分を少し恨んだ。
ほんまにこいつ年下か、
と言わんばかりの顔をした朝光
自分の気持ちを見破られている朝光は
温斗から目線を逸らした
温斗は彼女の1人もいたこたないくせに
経験者のような呆れた顔をした。
温斗はそう言って
部屋から出てった
朝光は部屋に一人になって
心に残る不安と
突然できた緊張に
頭を悩ませた。
お泊まりもキスも今までしなかったのは
あなたを大切にしたいからはもちろんの事で。
会う度、話す度、あなたを見る度に
触れたい気持ち、もっと近づきたい気持ちが
より強くなる。
でも、この気持ちが自分だけだったら?
あなたはそう思っていなかったら。
そう思ってしまうと怖気付いてしまう。
だから、毎日何気ない日を繰り返していた。
でも、温斗からの言葉で
少しいつもと違うことも感じてみたい
24時一緒にいれば
また新しいあなたを見れるんじゃないか
そう考えるようにもなった。
だから、明日
勇気を出してみようと思う。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!