そうして、夜に電話したり
お互いの家を行き来して
アジアツアー前の休みが終わった。
空港での事件以来
bixbyは出国予定日をずらし
ファンにも誰にも知らせず
treasureよりも先に出国していた。
そして、マカオ公演がおわり
アジア各国を回って
シンガポール公演の日。
あなたは体調不良に襲われた。
吐き気や目眩、頭痛、腹痛が酷く
顔色が悪かった。
すぐに自分で原因がわかった。
月に一週間くる生理のせいだった。
ホテルを出て
会場に移動しようとした時。
鉢合わせた幸輝があなたを見て
焦っていた
幸輝もあなたの様子から
何となく原因を察し
さりげなくあなたをカバーした。
会場でリハーサル中も
あなたは元気が無さそうだった
それを見てtreasureメンバーやスタッフさんも
心配していた。
あなたは笑顔でそう言った。
そんなあなたを遠くから見ていた朝光は
静かにあなたに近寄り
声をかけた
朝光は顔色の悪いあなたを休ませたかったが
頑固なあなたは頑なに休もうとしなかった。
そっと見守り
休憩時間には隣にいることしかできなかった。
そして、ライブが始まる前。
楽屋でメイクも衣装も完成させ
待機している時。
あなたが体調悪いからと気を使って
ヒョンソクと朝光だけが楽屋に来た
そうして、公演開始ギリギリまで
あなたはいつもとは違う様子で
体調悪そうに椅子に座ってた。
でも、スタンバイの声がかけられると
一瞬で表情を変え
いつも通りのような顔をして
ステージに上がって行った。
そうして、公演がはじまると
猛暑でみんな汗を流していた。
あなたも曲が終わるたび方で息をし
呼吸を整えてる様子が見られた。
メンバーのコメントが始まると
隙を見て
ヒョンソクとジョンウが
bixbyに水を渡していた
そうして、公演も終盤になると
あなたの限界は既に超えていた。
それでも猛烈な頭痛や目眩が襲う中
あなたは気づかれないように
耐えて、耐えて、耐え続けた。
最後には満面の笑みで
元気に挨拶をしてステージから降りると
あなたはステージ裏で膝から崩れ落ちてしまった。
あなたは何とか楽屋まで移動しようと
立ち上がろうとしたが
上手く足が動かなかった。
力が入らなくて
すぐ倒れそうになってしまう
あなたは呼吸が乱れ
苦しそうに息を吸った。
あなたはとりあえず水を飲んで
目眩が落ち着くまで待った
その間、ずっと隣で朝光が背中を摩っていた
マネージャーさんたちも急いで
何かあった時のためにいろいろ用意してくれたり
周りのメンバー達も心配そうに声をかけ
ずっとそばにいた
あなたは自分のせいで
みんなに迷惑をかけてしまったと
申し訳なさそうに涙をこらえて謝った
だんだん目眩が落ち着き
歩けるようになると
あなた着替えてすぐに
マネージャーさんに送られ
ホテルで休むことになった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!