第9話

8,
43
2026/05/28 18:45 更新
マヨイ
マヨイ
…あの、
シノブ
シノブ
ん〜?
マヨイ
マヨイ
…いい加減くっつくの、やめてもらえませんか?
何回言ったらわかるんですか…
シノブ
シノブ
なんで?
マヨイ
マヨイ
なんで?じゃないんですよ、
…私、死神なんですけど、周りから恐れられてる種族なんですけど…!
シノブ
シノブ
拙者は恐くないでござるけど
そういう問題じゃなくてですね…
マヨイ
マヨイ
だから何回も言ってますよねあなたまで恐れられますよ、って
シノブ
シノブ
今更でござるよそんなの、
なんですかそれ、
マヨイ
マヨイ
っていうか、堕天使さんはなんでそんなに私にこだわるんですか?なんで私?
シノブ
シノブ
ぇ、覚えてない、?
そうやってキョトンとされました…

え、いやなんのことですか…?
こっちが聞きたい、
マヨイ
マヨイ
なにがかは知りませんけどまったく覚えてませんよ、ある日あなたが急にくっついてきたことくらいしかね、
シノブ
シノブ
一応マヨイ殿に助けられた身なんでござるけど…
マヨイ
マヨイ
本当にいつですか???
シノブ
シノブ
それより、マヨイ殿は拙者が恐れられちゃうって言うけど、


シノブ
シノブ
…一度の過ちで周りから信頼を失うよりはずっとましでござるよ
マヨイ
マヨイ
え、
堕天使さんの表情が一瞬曇る
マヨイ
マヨイ
…それってどういう、
リツ
リツ
マヨマヨ〜、仕事入った〜、俺と一緒だって、行こ、
マヨイ
マヨイ
えぁ、はいっ、
シノブ
シノブ
クスッ、いってらっしゃい、
そう言う堕天使さんはいつもの表情に戻っていて、
マヨイ
マヨイ
は、い…?
私は、この堕天使さんが何者なのか、本当に知らないんだなって、そう思いました
リツ
リツ
ふぃ〜、終わった〜、一刻も早く帰りたい、
マヨイ
マヨイ
…リツさん
…リツさんならわかりますかね、
リツ
リツ
ん〜?なに?
マヨイ
マヨイ
堕天使さんって何者なんでしょうか
リツ
リツ
堕天使くん?
マヨイ
マヨイ
私、あの人のこと、何も知らないまま過ごしてきたので
リツ
リツ
…マヨマヨはどこまでわかってるの?
マヨイ
マヨイ
ぇ、っと、天界出身で、半年前に堕天してきた、くらい…です…
マヨイ
マヨイ
…あとある日突然くっついてきたことは覚えてます、
リツ
リツ
おぉ、…全然知らないじゃん
マヨイ
マヨイ
いややっぱりそうですよね…!
やっぱり私、何も知りません、
マヨイ
マヨイ
というか、私が堕天使さんを助けた、って…?
まったく記憶にないんですが、
リツ
リツ
ん〜、勝手に話していいのかな…
まあいいや、
マヨイ
マヨイ
いいんですか??
リツ
リツ
まあマヨマヨだしいいんじゃないかな、
マヨイ
マヨイ
なんですかそれ…
リツ
リツ
それに、あの子としても思い出してもらわないと困るんじゃない?
リツ
リツ
…堕天使くん、いつもあんたにはあんなふうにくっついてるけど大切に思ってるみたいだし、
…大切、
マヨイ
マヨイ
っ、
なんだか無性に恥ずかしい…ような、
リツ
リツ
で、マヨマヨが堕天使くんを助けたことについて話せばいいんだよね?
マヨイ
マヨイ
は、はぃ…
リツ
リツ
どっから話せばいいかなぁ…

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