第2話

前兆
12
2025/10/18 08:45 更新
アギト「あぁ、、、、」




ディスコード「暇だね」




アギト「んでこんな退屈なんだ、、、」




ディスコード「夜だからだよ」




夜になったら喫茶は閉め




明日に備えて




寝る






何故なのかは




まぁ、仕事もあると答えたら何も言えないが




本音は、




暴走した異能人を止める




そのために




早く寝る_!!!





ゼルト「...とは言っても...」



ゼルト「寝れないのだがな...」



私、ゼルトは寝つきが悪いので中々寝ることができない



だから家を出て何処かフラっと散歩することが多々ある



その際には愛刀を持って出かける







夜の風はとても涼しく頬を掠めた




街を出て街灯が少ない公園に行き



空を見上げると満天の星空が見えた



ゼルト「今年の夏は...何も被害がなければいいのだが...」



年々、異人の増加率は高まっていく



そのたびに犠牲になる人の数も増えていく



その現場によって人間達は異人に抵抗がある



私はそれが嫌だ



どこの誰かもわからないような人に



拒絶され



見て見ぬふりをされるのは



政治家なんてあてにならない



口頭で述べるだけで命がけで助けてくれたかというとそうでもない



嘘をつくのが得意な集団のような物



そう宣言しても実際に行動に移してくれないと分からない



世界とは謀略でできているようなものだ...




私は夜空を見上げながら、はぁ、と呟いた



公園の時計は午前0時を指している



周りには灯が少なく、そのおかげで星が綺麗に見える



ゼルト「ここにしよう...」



人のいない0時なら、少し鍛錬しても怒られないだろう



そう思うと無意識のうちに手が刀を握り、自然に構えの姿勢になっていた



己はこの刀で何を切るか、そして切ったことによってなにが得られるか



無差別に、自暴自棄になってはいけない



それでは何も解決しない




幼い6歳で知った現実



私はその言葉を頭に巡らせた



そして刀を放った...____________



人の心には小さな奇跡の欠片がある



しかし、一人だけではその「奇跡」を発揮することができない



しかし、二人、三人と人数が増えれば増えるほど



その「奇跡」は形を成し、大きな「希望」となる



そしてその「人々の希望」は、絶体絶命の時に輝くものである



私の父がそうであったように




父が成し遂げようとした``世界平和``の実現の為に...!!!



私は無我夢中で光を成す刀を振るった



その刀は振るうごとに青い光を放ち、空に上がる



やがて消えていくが、その光の筋が消えるまでの間にどのくらいの技を繰り出せるかどうかによって決まる



この12年でここまで成長した



父がいてくれたから、ここまでできた



気が付けば私の体は地面にくっついていた



起き上がろうとしたが路上のガムのように引っ付いて中々とれない



その約2時間の間、私は芝生にくっついていた




ディスコード「朝の3時に泥だらけになって帰ってこないでほしいなぁ~」



兄に怒られた



公園で泥だらけになり、立ち上がれなくなるぐらいまで鍛錬をしたからだ



しかし、それを言うとまた怒られるので黙っている



アギト「おいおい...w」



アギトが苦笑している



...なんとかしてこの最悪な状況を食い止めたい



とりあえず...



逃げるか




ディスコード「っちょ!!ゼルト!?」



アギト「こりゃまた派手なことになるぞ~ww」







兄のもとから遠く離れ、商店街についた



この商店街は異人の被害を特に受けにくいところだ



ここに来れば一安s...



モブ「きゃあああああ!!!」



モブ「異人が出たぞぉぉぉーー!!!」



...はぁ...




ゼルト「全く...何故こんなタイミングで...」



モブ異人「ギャハハハ!!!俺の岩で、店ごと潰してやらぁ!!!!」



ゼルト「待て」



モブ異人「あぁぁあ??」



モブ異人「なんだテメェ~??」



ゼルト「ここで暴れるとこは許さない」



ゼルト「と、いうより...暴れるな、これは命令だ」



モブ異人「んでこの俺がお前みたいな女の言うこと」
    「聞かなきゃいけねぇんだよ!!!」



ゼルト「...最後の警告だ...暴れるな...」




モブ異人「そんなのムリなお願いなんだよなァァァ!!!!」



ゼルト「...なるべく...傷付けたくないんだが」



ゼルト「仕方ないだろう...」



ゼルト「許せ」



No.1_ゼルト_雷電_
手や足など、体のどこの部位からでも雷を出せる
また雷を落としたり、愛刀に宿したりできる

現状、分かっている技は


□ボルト
心臓部で雷を圧縮し、体全体に放出する技
これにより、集団異人を打ち負かす

□ライジングライト
愛刀に雷を宿し、攻撃をするごとに異人の体内に電気ショックを食らわせる技
これは結構ダメージがある

技名を明確に付けていないものが多い
他の名前がついていない技をざっくりと説明すると

足や手に雷の力を加えることで、通常よりも早く作用することができる
9 / 13

手から以外に、目からも雷が出る

等がある


彼女の雷の光は、商店街一式を包んだ



その強靭な力により、モブ異人は黒焦げになった



丁度その後にモブ異人の仲間らしき集団がやってきた



仲間がやられたところを見て愕然としていた



そして私を見て、こういった...



モブ異人「...お前が...お前がゼルトか!!」



ゼルト「なぜ私の名を...」



モブ異人「とりあえずボスに報告だ!!!」




モブ異人「とりあえずぶっ倒れてるヤツ運ぶぞ!!!」



中々パニックになりながらも、逃げようとするので、



阻止した



ゼルト「おい」



ドン!!!!



レンガ壁を蹴った



ゼルト「ボスとはなんだ...」



モブ異人「ヒッ」



ゼルト「言え、さもなくばお前の腕を切る」




そういい、刀を抜こうとした



馬鹿ではなかったのだろう...すぐに居場所を口にした



モブ異人「ここから数キロ離れた海岸近くの工場だ!!!」



ゼルト「ほぅ...住所は?」



モブ異人「わ…かんねぇ...」



ゼルト「仲間なのにか?」



モブ異人「あ、あぁ!!そうだよ!!!」



ゼルト「嘘だ」



モブ異人「嘘じゃねぇ!!!本当だ!!!」







ゼルト「じゃあなぜ場所が分かるくせにボスの顔が分からないんだ」



モブ異人「お、俺たちは‘‘voice‘‘に指示されてるんだ」



ゼルト「ぼ…ボイス...?」



モブ異人「電話越しで命令されるんだ!!!嫌でも従わなきゃいけねえんだよ!!!」



ゼルト「つまり...」



ゼルト「加害者だと思われがちな被害者ってことか...」



モブ異人「そうなんだよ!!!お願いだ!!助けてくれ!!!」



ゼルト「...とりあえずお前の証言は信じよう...」



ゼルト「しかし、このまま逃がしておくわけにはいかない」




ゼルト「貴様は警察へ通報する」



ゼルト「...まぁ、もう通報済みだが...」





今回、モブ異人たちが言っていた``voice``とは一体何者なのか



また、そのvoiceとやらは、同じ異人に命令をして、
なぜ町を破壊するのか



その真相は、まだ闇の中...__________



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