第50話

貴方の本当はどれ? [浦田編]
4,299
2020/08/08 00:00
うらたん、貴方の本当はどれ??
女子
きゃー!きたよ、今日もカッコいい。
またかよ、この感じ。毎朝あんな高い声出してたら枯れるわ。


まぁ、説明しておくとこの黄色い歓声はこの学校1モテる浦田というやつが登校して来たからだ。
浦田
おはよう。
女子
あ、おはようございます!
浦田
ニコッ
女子
キャーーーー!!やばい、挨拶されたんだけど。
挨拶されただけでこんなキラキラ輝けるなんて前世何してたんだろうね。



なんて考えていると


トントン
みさき
あなた!何ぼーっとしてんの?
肩を叩いて来たのは親友のみさき。
あなた

いや、やっぱりちっとも浦田の良いところが分からないんだよね。

みさき
まぁ、あなたには分かんないんじゃね!
あなた

なんでよ!

みさき
うーん、あなたは顔とかより中身重心タイプじゃん。だからあなたが浦田の良さを分れるわけがない!
あなた

そーですか!

そう言って私は玄関に居る浦田の横を通って
あなた

こいつの良さかぁ‥

と呟きながら靴を履き替え教室に向かった。
みさき
じゃあね!また、お昼!
あなた

うん!また〜

最悪なことにみさきとはクラスが違う。
あなた

はぁ‥

朝から何もしてないけど疲れていた。そのため私は少し仮眠を取るため机に顔を埋めた。



トントン


と肩を叩かれてどうせみさきが絡みに来たと思い
あなた

もう少し寝かして。

と言うと


トントン


まだ肩を叩いてくるので、私の睡眠を邪魔されてたまるかと思い。手を握った。
あなた

みさき、ホントにさ‥

肩を叩かれた手を握ると女性の手の形よりガタガタしていて男らしい‥



男らしい?



そう思いすぐに手を話顔をあげると
浦田
おはよ。
あなた

わぁ、浦田くんかよ(( ありがとう

言うの忘れてたけど浦田、えっと浦田くんとは教室も同じで少し席も近い。
浦田
もう、1限目の体育始まってるけど
あなた

はぁ!?

あなたちゃん、やらかしたらしいですねw
あなた

てか、なんで浦田くんも居るの?

浦田
サボり〜
って空を見て言う君はいつもの浦田くんとは少し違かった。
あなた

え?

浦田
だから、サボりだってば〜
浦田くんがサボり?! あるわけ‥
あなた

何言って‥

浦田
好かれて無いやつの前で愛想振りまくのは面倒いしさ
あなた

ええ‥

なるほど、こっちが浦田くんの裏ね。
浦田
あなたもサボったら?
あなた

いやいや、私はサボりとかはしないタイプ

浦田
へー。意外。
あなた

なにそれ、私のことどう思ってたのよ!

浦田
可愛いやつ顔のわりに毒舌残念なタイプって思ってた
あなた

いや、はぁ?

残念なタイプってどういうことですかぁ( ̄^ ̄)

まぁ、こいつに言われても何も思わないからいいけどね。
浦田
でも、そういうタイプが俺に振り向かないのすっごくイラつく。
あなた

は‥そうなんですか。

まじでいつまでこいつに構ってればいいのか‥
あなた

まぁ、私は真面目ちゃんなので授業に参加してきますよ〜

私はそう言って背伸びをしながら浦田くんに背を向けて教室のドアを開けた。
浦田
あ、忘れ物
あなた

忘れ物?

そう言われて振り向き
あなた

ありがt

チュッ
あなた

んっ....

唇にほんのりとした感触を感じた
浦田
どうしたらお前に俺はモテるの?
浦田くんは耳まで真っ赤にしてそう呟いた。
真っ直ぐな目に吸い込まれそうになる。




でも、私にとってはファーストキス
あなた

浦田くん、酷いよ。知らない。

私は泣きながら廊下を走った。
あなた

はぁはぁ....忘れろ自分。


そう呟いた。





















浦田
俺、あいつにキスした?俺クズじゃん。
そう思うのは俺もファーストキスだからなんて言えない。



俺はバックを持ち今日は帰ることにした。




ごめん、あなた。






お互い次の日も無視し続けるが意識し合っていく2人であった。


アイドル浦田さん、腹黒浦田さん、照れ浦田さん、ドS浦田さんを無理やり突っ込んでみました!w

この続き書くのもありだなぁ‥。どうしよう。
まぁ、悩みどころだわ_(┐「ε:)_

ということで読んでいただきありがとうございました!コメント・リクエスト沢山お待ちしております。

プリ小説オーディオドラマ