うらたん、貴方の本当はどれ??
またかよ、この感じ。毎朝あんな高い声出してたら枯れるわ。
まぁ、説明しておくとこの黄色い歓声はこの学校1モテる浦田というやつが登校して来たからだ。
挨拶されただけでこんなキラキラ輝けるなんて前世何してたんだろうね。
なんて考えていると
トントン
肩を叩いて来たのは親友のみさき。
そう言って私は玄関に居る浦田の横を通って
と呟きながら靴を履き替え教室に向かった。
最悪なことにみさきとはクラスが違う。
朝から何もしてないけど疲れていた。そのため私は少し仮眠を取るため机に顔を埋めた。
トントン
と肩を叩かれてどうせみさきが絡みに来たと思い
と言うと
トントン
まだ肩を叩いてくるので、私の睡眠を邪魔されてたまるかと思い。手を握った。
肩を叩かれた手を握ると女性の手の形よりガタガタしていて男らしい‥
男らしい?
そう思いすぐに手を話顔をあげると
言うの忘れてたけど浦田、えっと浦田くんとは教室も同じで少し席も近い。
あなたちゃん、やらかしたらしいですねw
って空を見て言う君はいつもの浦田くんとは少し違かった。
浦田くんがサボり?! あるわけ‥
なるほど、こっちが浦田くんの裏ね。
残念なタイプってどういうことですかぁ( ̄^ ̄)
まぁ、こいつに言われても何も思わないからいいけどね。
まじでいつまでこいつに構ってればいいのか‥
私はそう言って背伸びをしながら浦田くんに背を向けて教室のドアを開けた。
そう言われて振り向き
チュッ
唇にほんのりとした感触を感じた
浦田くんは耳まで真っ赤にしてそう呟いた。
真っ直ぐな目に吸い込まれそうになる。
でも、私にとってはファーストキス
私は泣きながら廊下を走った。
そう呟いた。
そう思うのは俺もファーストキスだからなんて言えない。
俺はバックを持ち今日は帰ることにした。
ごめん、あなた。
完
お互い次の日も無視し続けるが意識し合っていく2人であった。
アイドル浦田さん、腹黒浦田さん、照れ浦田さん、ドS浦田さんを無理やり突っ込んでみました!w
この続き書くのもありだなぁ‥。どうしよう。
まぁ、悩みどころだわ_(┐「ε:)_
ということで読んでいただきありがとうございました!コメント・リクエスト沢山お待ちしております。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。