第2話

✧︎ ヤンデレ【syp】
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2025/10/16 10:37 更新





放課後の教室は、夕焼けの色に染まっていた

窓の外から差し込む橙色の光が、机の上をゆっくりと滑っていく

最後の授業が終わって、クラスメイトたちはとっくに帰った


廊下の足音も消え、静まり返った空間の中で、私はひとりプリントを整理していた

syp
あなた先輩。

その聞き馴染みのある声に、手が止まる

振り向けば、教室の扉のところに私の後輩であるショッピくんが立っていた

いつもの無表情に見えるけれど、瞳の奥に何かが潜んでいる


淡い色の瞳が、まるで捕食者のように私を見つめていた
あなた
どうしたの?
syp
帰るの待ってたんすよ

その言葉の響きが、妙に重たい
syp
先輩、さっき廊下でモブ先輩と話してましたよね?

…あぁ、部活の相談で少し話しただけの男子だ
あなた
うん、ちょっと部活について
syp
、楽しそうに笑ってたっすね

低く、静かな声

その言葉に、わずかに冷気が混じる
あなた
別に…普通に話してただけだよ
syp
ワイ、そういうの嫌っす

ショッピくんが近づいてくる

一歩、そのまた一歩。
机を隔てた距離がすぐになくなっていく
syp
俺以外の男と離さないでください

唐突に、指先が手首を掴んだ

細いけど力強い、逃げようとしても動かない
あなた
…ショッピくn、
syp
俺、本気なんです
syp
先輩が誰かに笑うたび、喉の奥が焼けるみたいに痛いんや

その瞳の中には、確かに狂気があった

けれど、それと同じくらい真っすぐな「好き」が滲んでいる
syp
そんな顔せんといてください
syp
俺、怖くないですよ?

笑いながら言う彼の手が、私の頬に触れる

指先がやけに冷たい

けれどその温度が、逆に心を締めつけた
あなた
……束縛なんてされたくない
syp
でも、もうされてるっすよ

ショッピくんの声が囁くように響く
syp
だって、俺のこと考えてくれてるやろ?
syp
今、こうして俺を見てくれとる

淡い息が頬をかすめた瞬間、体が動かなくなる

まるでその言葉に絡め取られたみたいに、
syp
俺、最初から決めてたんです

耳元で囁かれる
syp
あなた先輩が誰を見ても、最終的に俺しか見えなくなるようにするって

息を呑む音が教室に響いた

ショッピくんの指が、髪を撫でる

優しく、けれど逃がさないように
syp
好きなんです、あなた先輩の全部が
あなた
…そんなの重いよ
syp
ええんですよ、重くても縛られても

笑った彼の声が、甘く滲んだ
syp
あなた先輩も、俺のことだけ見てれば楽です
syp
世界なんて狭くてええんや

その瞬間、彼の腕が私を抱き寄せた

細い体のくせに、拒めないほど強い
あなた
…離して
syp
いやっす

即答だった
syp
俺、あなた先輩がどこか行くなら、全部壊してでも止めます

夕陽が完全に沈み、教室の中は暗くなる

そんな中で、ショッピくんの瞳だけが淡く光っていた
syp
やから、逃げんといて

頬に唇が触れた

優しいのに、どこかで「所有」の印を刻むみたいなキスだった

彼の腕の中で息が詰まりそうになる

なのに_____




その奥に、ほんの少しだけ温もりを感じてしまう自分が怖かった
syp
俺が守るから
あなた
守る、って
syp
俺以外の誰からも
syp
見られないように、触れられないようにするんや

淡々と、でも確実に狂っていくような声で

ショッピくんは私を抱いたまま、微笑んだ
syp
やから、あなた先輩
syp
俺のもんになってください

教室の時計が、静かに秒を刻む

外の風がカーテンを揺らし、窓ガラスがわずかに軋む音がする

それでも_____
 
この密室の中では、世界に二人きりしかいなかった
あなた
…ショッピくん
syp
なんですか、先輩
あなた
私のこと、どこまで好きなの?

少し挑発するように聞くと、彼は一瞬笑ってから、
まるで祈るような目で見つめ返してきた
syp
生きてる限り、全部、
死んだ後も大好きです

背筋が、ぞくりとした

それは「愛」という名の呪いのようで_____



けれど、どこか甘美でもあった。


彼の腕が、もう一度強く締めつける

そのまま耳元で囁かれた
syp
先輩、俺以外見ちゃダメっすよ



______もう逃げられない

そう悟った瞬間、胸の奥で何かが静かに崩れた
夕焼けが完全に消えた教室で、ショッピくんの瞳だけ

が、真っすぐに私を閉じ込めていた
























次回 ⇢ 👒˖ ࣪⊹

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