第37話

抱きしめて
120
2025/08/22 12:33 更新
ぎゅっ…
莉犬
…へ…
赤と黄色が混じりあった視界の端
きらりと小さく光ったのは、ダイヤモンドのよう
触れたら簡単に壊れてしまいそうなほどに、美しかった
目の前には、るぅとくんに固く、
強く抱きしめられた莉犬くん
さながら、二人は兄弟のようにも見えた
るぅと
なんなんですか、このあほ!!!
莉犬
え…?????
るぅと
何でいつも泣きそうな顔で謝るんですか!
てか今回に至っては泣いてましたよね!?
るぅと
そんなに被害者になりたいんですか!?
莉犬
…だっ、て
るぅと
わかってる、莉犬が被害者なのも、
今までのことも!
るぅと
今だけは本当にピエロに感謝したい…
あの3人がいなかったら、きっと…!



























るぅと
…あなたはここまで愛されているのに、
まだ足りないっていうの?
莉犬
…!俺…愛され、て…
莉犬
そっ、か…俺…
ジェル
るぅちゃんばっかりずるいで!俺だって、
触れるなって言われても抱きしめるから!
ころん
はー!?そっちこそずるいんだけど!
さとみ
おいおいお前ら…俺を忘れんなよ?
ななもり。
なんでなんで!俺だってやりたいのに!
莉犬
わ、わ…!
俺達5人全員に同時に押されて、
座っていながらも少しよろめいた
でも、ころるぅとが相変わらずの
バカ体力で何とか支えてくれたっぽい
自分も、こんなに愛されてみたいって、思ってしまった
小さい頃は何度も抱きしめられたなぁ、と
幼いころの記憶
抱きしめたのは俺ら側なのに、こちらが元気をもらった
胸の奥が温かい気がする
…莉犬くんも、同じ気持ちだったらいいな…








水色
…こんにちは
ななもり。
あああ!?
ジェル
うーーん…えぇ、????
さとみ
なんだ、俺の幻覚か…
ころん
幻覚じゃないよおお…
るぅと
幻覚だったら困るんですが…?
水色
幻覚じゃないから、安心して
…あと、この前はごめんね
水色
特に、そこの二人
そういって水色が指さしたのは、さところの二人

まぁそうだよね
一番あの場面で感情的になっていたのは、
そこの二人だから仕方ないよね
さとみ
あぁ…あの後若干喉は枯れたけどな
ころん
僕も別に…
さとみくんが叫んでくれたおかげで、
ちょっと、すっきりしたから
桃色
水色ったら、ちゃんと反省してたんだから
黒色
ちょっと面白かった…あ、怒られそう
水色
次その話したら、世界の端に飛ばすからね
黒色
えぇ!?やめて!?
莉犬
…ふ、は…!
ななもり。
!…んふw
ジェル
んふ、ってw
ななもり。
だ、だって…!!////
結果的に俺が笑われる羽目になったけど、
莉犬くん少しでも笑ってくれてよかったと思う

やっぱり笑顔が元気になるための一番の薬だよね
薬は毒にもなる、というけど…
…どうかこの笑顔が、幸せなものでありますように
るぅと
てか、なんでピエロ達は仮面じゃなくて
包帯なんですか?あとそれ息できてます?
水色
あの時の崩壊で一緒に壊れたからだよ
まぁ、ただの代替品
桃色
呼吸とかに関してはまぁ…触れるなってね
るぅと
わぁ…
なんやこの終わり方
あ、パソコンがようやく復帰したので、
書く気力があるうちに書いちゃうぞー!!
まぁすでにタイピングで左手痛いんですけどね
痛い痛いぴえぴえ
いつも使わない筋肉が発達してる(?)

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