魔法少女の真実に絶望してしまう。
ここにいる全員が絶望の底に叩き落とされる。
どうしようもない状況に、絶望に打ちひしがれていると、
一ノ瀬が息を取り戻した。
一ノ瀬の手にはソウルジェムがある。
梓が珍しく息を切らして立っていた。
すると一ノ瀬が起き上がり、辺りを見渡した。
私は閃堂 結比野が投げたソウルジェムを乗せたトラックを追いかける。
まずいことになった。
早くソウルジェムを取り戻さないと....!
いくら魔法少女でも走っているトラックに追いつくのは難しい。
信号がなかなかないし、通常車より少し遅いスピードで走っているためなかなか追いつけない。
すると車のスピードがだんだん落ちてきた。
私は跳躍し、一気にトラックに追いつく。
そのままトラックの上に飛び乗り、ソウルジェムの無事を確認する。
一刻も早く戻らなければ。
また私は走って来た道を戻る。
歩道橋がだんだん見えてきた。
よく見るとやはり一ノ瀬 香澄は倒れている。
そしてキュウべえの姿を確認する。
アイツがいるということはきっと真実を話してしまったのだろう。
余計な事を。
私は歩道橋に飛び乗り、香澄の手のひらにソウルジェムを戻す。
とりあえず一安心だ。
でも、みんなは絶望しきった顔をしていた。
こっちもどうにかしなければ。
私は髪を耳に掛け、息を整える。
そして私はキュウべえを殺気を込めて睨みつけた。
to be continued












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。