第23話

⚔️💗....
115
2023/03/05 14:31 更新






閃堂 結比野
え?
凪 誠士郎
は?どういうこと?





キュウべえ
どうもこうもないよ。君達の持つソウルジェムは君達の体なんだから。
神崎 ティナ
え?でも、ボク達の体は動いてるだろ?!
キュウべえ
それはただの抜け殻だよ。君達の本体はボクと契約した時からソウルジェムになったんだよ。
閃堂 結比野
どうしてそんなことしたの?
キュウべえ
魔女と戦うには普通の体じゃもろすぎる。だから戦いに適したようにしたんだよ。
神崎 ティナ
はぁ?!....そんなの...ボク達ゾンビにされたようなもんじゃん!?
キュウべえ
ソウルジェムが自分の体なら大事に持っていなくちゃいけないだろ?だから自分の体から100m以上離れてしまうとこうなっちゃうんだ。
閃堂 結比野
.....どうして....。




魔法少女の真実に絶望してしまう。








キュウべえ
人間って理不尽だよね。真実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする。
神崎 ティナ
....お前!
キュウべえ
このことは葉月も知らなかった。
神崎 ティナ
!!



閃堂 結比野
でも....こんなのってあんまりだよ!!
凪 誠士郎
.....。





ここにいる全員が絶望の底に叩き落とされる。






どうしようもない状況に、絶望に打ちひしがれていると、












一ノ瀬 香澄
.....はっ




閃堂 結比野
香澄ちゃん!
神崎 ティナ
かすみん!



一ノ瀬が息を取り戻した。




一ノ瀬の手にはソウルジェムがある。






里々香 梓
はぁ....。



梓が珍しく息を切らして立っていた。






凪 誠士郎
....梓!
神崎 ティナ
あずにゃん?!
閃堂 結比野
....!!





すると一ノ瀬が起き上がり、辺りを見渡した。









一ノ瀬 香澄
あれ?....。
一ノ瀬 香澄
アタシ....。




一ノ瀬 香澄
どうしちゃったの?







私は閃堂 結比野が投げたソウルジェムを乗せたトラックを追いかける。






まずいことになった。





早くソウルジェムを取り戻さないと....!












里々香 梓
はぁ....はぁ...クソッ....!


いくら魔法少女でも走っているトラックに追いつくのは難しい。



信号がなかなかないし、通常車より少し遅いスピードで走っているためなかなか追いつけない。













里々香 梓
クソッ....!止まりなさいよ....!




すると車のスピードがだんだん落ちてきた。






私は跳躍し、一気にトラックに追いつく。

そのままトラックの上に飛び乗り、ソウルジェムの無事を確認する。






里々香 梓
はぁ...。良かったぁ....。





一刻も早く戻らなければ。






また私は走って来た道を戻る。





歩道橋がだんだん見えてきた。

よく見るとやはり一ノ瀬 香澄は倒れている。


そしてキュウべえの姿を確認する。



アイツがいるということはきっと真実を話してしまったのだろう。




余計な事を。






私は歩道橋に飛び乗り、香澄の手のひらにソウルジェムを戻す。



とりあえず一安心だ。



でも、みんなは絶望しきった顔をしていた。






こっちもどうにかしなければ。







凪 誠士郎
....梓!
神崎 ティナ
あずにゃん?!
閃堂 結比野
....!!





私は髪を耳に掛け、息を整える。



そして私はキュウべえを殺気を込めて睨みつけた。







to be continued

プリ小説オーディオドラマ