第68話

赫百 「声だけの関係」
665
2026/06/21 12:51 更新
長いです




百side


社会人六年目 。

アラサーに入って何かと悩み事が多い 。


同僚に勧められて始めてみた
「 0 : 0 0 ( レイジ )  」
真夜中にこの世界の誰かと通話するだけのアプリ 。

会社の悩みとか 、くだらない事を
ただ話すだけ 。

そこで出逢った 「 ひま 」 さん 、

声が優しくて 、年下なのにずっとうんうん、
って聞いてくれる 。

顔も本当の名前も何も知らないけど安心する 。

百
 早くひまさんと話したい … 。 
茈
 何ぼやいてんの? 
百
 ぅわ、… 


こいつはおれに 0 : 0 0 を教えてくれた同僚 。

茈
 どうせいつも言ってるひまさん?の話だろ 
百
 そうだけど 、何 
茈
 別に 
茈
 あ 、てか明日呑み行くけど行くか? 
百
 …日付変わったらかえる 。 
茈
 んー、じゃあいつもの場所で 


ー家

0 : 0 0


百
 『もしもし 、』 
赫
 『あ、もしもしー?』 
赫
 『久しぶりっすね、ももさん』 
百
 『そぉかなー、…分かんないや』 
赫
 『…元気無さそうっすね』
 『またあの課長さんですか?』 
百
 『そう… 。つかれたよぉ…』 
赫
 『いつもお疲れ様です』 
百
 『ありがと、…』 
百
 『明日も飲み会誘われちゃって、』
 『ひまさんと電話できないかも』 
赫
 『笑笑いつでもいいっすよ、暇なときで』 
百
 『ありがと、…』
 『…ぁ、ひまさんはなんの仕事してるの?』 
赫
 『普通に新社会人してますよ』
 『週2くらいでバイト掛け持ちしてて』 
百
 『えぇ、…すごいね、』 
赫
 『奨学金返済しないといけなくて』 
 『普通に生活費も足りないし…』
百
 『えら…、』
赫
 『そんなことないっすよ』 
 『ももさんも一人暮らし?』
百
 『う…ん、…Zzz…』 
赫
 『あれ 、ももさん…?』 
赫
 『…おやすみなさい』 


___プツン






ー翌日
 飲み屋 




同僚
 お疲れ様でしたぁぁ!!! 
茈
 おつー 
百
 おつかれ 、 


(乾杯)

茈
 テンション低、お前 
百
 ノリに着いていけない… 。 
茈
 笑笑 
茈
 アラサーだもんな 
百
 うわ、ひどー 
茈
 間違ってはないやろ 
同僚
 すんません!ビールもう一杯! 


<はーい!!これ卓持ってって!

百
 忙しそうだねー、… 
茈
 明日土曜だしなー 
赫
 お待たせしました!ビールです! 
同僚
 ぉ、ありがとー 
赫
 っす!! 
百
 ……あれ、 
茈
 ? 、どした? 
百
 なんか、聞いた事あるなー、って 
茈
 怖、あの子まだ高校生くらいだろ 
百
 …うん、 


赫
 あ、先輩これお願いします! 
赫
 すんません、今いきます! 
赫
 ありがとうございました!! 
 またお越しください!



百
 ( …ひまさん、? ) 

ー23:40

百
 いるまー、…帰るよー…、 
茈
 ぁー? 
茈
 無理 
百
 無理じゃねぇよ…帰んの、… 
赫
 大丈夫そうっすか、? 
 タクシー呼びます? 
百
 ありがとうございます、!
 でも大丈夫です!そこら辺のホテルに置いてくので 
赫
 わかりました!気を付けて下さい! 


百
 あ゛ー、もう1時過ぎちゃった… 
赫
 『 " いつでもいいっすよ暇なときで " 』 
百
 …まだ起きてるかなぁ、 


___プルルルル、プツ

赫
 『あ、ももさん?こんばんは』 
百
 『出た…、』 
赫
 『引かないでください』 
赫
 『バイトが長引いたんですよ』 
百
 『なるほどね、』 




百
 『今日ね、ひまさんにそっくりな声の人がいてさ』 
赫
 『へぇ~…』 
百
 『居酒屋だったんだけどね、そっくりだった』 
赫
 『……俺かもっすね、それ』 
百
 『…、やっぱりそっかぁ』 
赫
 『また来てください、その時話し掛けます』 
百
 『あははっ、探して、おれのこと』 
百
 『またはなしきいて?』 
赫
 『よろこんで、』 


うわー、終わり方謎いって、
好きな感じに書いてたら長くなっちゃいました笑

現実での出逢い編とか入ります?()
あーる付けないとバカ短くなりそうだけど

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