" 貴方達二人は協力しないと私に勝てないよ "
その言葉を聞いて明らかに火がついたみたい
私は彼らの攻撃を無言で防ぐだけ
空気砲で攻撃を仕掛けようかと思ったけど、今はその隙もない
当たらせない、これが私の最善策
そして彼らの欠点である協調性が崩れた今、この瞬間を
ボーンッと音を立てて空気砲は轟くんに向かった
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その後私たちがモニタールームへ戻ると物凄いスピードで講評が始まった
今回は私がMVPを頂いたけれど、割と強かったや
遠くからそんな声が聞こえる
私なんか、ちっともかっこよくないのに
君たちの方が余っ程、かっこよくて輝いていて
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。