第16話

逆転
258
2026/05/25 09:00 更新
撮影が終わった夜。





















あなたの家













ドアが閉まると同時に、ジミンが靴を脱ぎながら笑う
















カリナ
今日の撮影


















カリナ
社長、ずっと見てた


















あなたはコートをハンガーにかける


















あなた
仕事です


















カリナ
嘘だぁ


















ジミンはソファに座る





























カリナ
絶対違う





























あなたは何も言わない





























確かに今日は、少し違った





























カメラの前のジミンが綺麗すぎて、視線を外せなかった




























ジミンが軽く手招きする































カリナ
あなた





























あなたは近づく






























あなた
なんですか






























ジミンは楽しそうに言う






























カリナ
今日さ































カリナ
控室でキスした時





























あなたの心臓が少し跳ねる






























あなた
覚えてます





























ジミンは笑う





























カリナ
その後




























少し身を乗り出す





























カリナ
あなた、ずっと変な顔してた





























あなたは少し眉を上げる






























あなた
変な顔?






























カリナ
うん




























ジミンはニヤッと笑う






























カリナ
我慢してる顔





























あなたは一瞬黙った





























ジミンはソファに座ったままあなたを見上げる



























カリナ
社長





























その呼び方。





























少し揶揄うような声。




























カリナ
今日は余裕ない?






























あなたの中で、何かが少し揺れる
































ジミンは続ける






























カリナ
いつも割と私が攻めてるじゃん






























カリナ
あなたすぐ照れるし






























あなたは静かに言う
































あなた
ジミンさん





























カリナ
なに?





























あなた
調子に乗りすぎです






























ジミンが笑う






























カリナ
ほら






























カリナ
その顔





























少し挑発するように言う































カリナ
余裕ない
































その瞬間。































あなたが一歩近づいた






























ジミンの笑顔が少し止まる





























カリナ
あなた?






























あなたはなにも言わない






























そのままジミンの手首を軽く掴む





























カリナ





























次の瞬間。

































ジミンがソファに押し倒された




































クッションが沈む





























ジミンが目を見開く































カリナ
あなた?




























距離がすごく近い






























今までとは逆の位置。
































あなたが上。




























ジミンが下。





























ジミンは少し息を止める






























あなたは静かに言う




























あなた
今日は




























あなた
私の番です































ジミンの顔が一気に赤くなる






























カリナ
































あなたが少し顔を近づける





























あなた
いつも






























声が少し低い





























あなた
からかいますよね






























ジミンが言葉を探す




























カリナ
それは..






























あなたがさらに近づく






























あなた
今日は






























あなた
逃げないでください





























ジミンの心臓が一気に速くなる
































今まで見たことないあなたの顔
































余裕がない。





























でも強い。






























ジミンは少し笑おうとする





























カリナ
私、逃げないよ





























あなた
ほんとですか






























ジミンは頷く





























でも耳が赤い。




























あなたは少しだけ笑った






























そして静かにキスをする





























今までより長いキス



















ジミンの手があなたのシャツを掴む



















離れたあと、ジミンが少し息を切らす




















カリナ
あなた




















あなた
はい


















ジミンは小さく笑う




















カリナ
ずるい




















あなたは不思議そうにする























あなた
何がです


















ジミンはあなたの首に腕に回す





















カリナ
そんな顔されたら




















カリナ
私、弱くなっちゃう





















あなたの心臓がまた強く鳴る





















ジミンが楽しそうに言う




















カリナ
社長



















あなた
...はい

















カリナ
逆転したね



















あなたは少し笑う


















あなた
たまには



















ジミンは目を細める






















カリナ
でも



















あなたの耳元で囁く
















カリナ
次は私の番
























ジミンが余裕そうに笑う























カリナ
覚悟してね

















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