全員が席について、静まった教室に先生が発した言葉
「今日から、このクラスに新しいお友達が来るぞー」
なんだろう。そんな予感はしてたんだ
転校生が来るって。
でも先生はまだ私達の事を舐めてる
”お友達”?小学生でもないのに。
「え、なんかあの人イケメンじゃない?」
「噂の転校生ってあの人?」 「ちょーかっこいいんだけど!」でもクラスの女子はそれ所ではないようだ
「...皆んなざわつくな」
先生の一言で、クラスは再び静まり返った
「確かに気になる気持ちもわかるには分かる」
「だがここで騒いで良い訳ではない。」
「今日から皆さんは受験生です」
「そのことをしっかりと弁えて、
中学校最後の1年を過ごしてくれ」
そんな話は私の頭に入りもしなかった
だって転校生が、
『私のファーストキスの相手だったんだもん』












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。