鈴花がボーゼンと立ち尽くしてる中、
鈴華のコミュ力によって、どんどん話は進んでいく。
鈴華は、何かを察して欲しいというように、
鈴花に視線を送った。
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急にお礼を言われた鈴花は、びっくりして固まった。
ニコニコととても楽しそうな笑顔を浮かべ、
鈴華は鈴花を見つめた。
鈴花はそう思ったが、黙っておいた。
ちなみに例を出すと、一応初対面の人の後頭部に
ドロップキックをキメるところや、
人を引っ張ってどんどん走ってしまうところなど。
鈴花は急に静かになった自分の部屋を見渡す。
鈴花には家に誘うような友達もいないため、
家ではだらけきった生活をしていたのだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。