Pr視点(⚠注意⚠ mobprあり H微なし)
気がつくと、薄暗くて酒臭い寂れた歓楽街。
こぼれる涙をひたすらぬぐって周りを見渡す。
どこをみてもラブホ・ホスト・キャバクラ…。
そっと隣りを見上げるとしっかりと目が合ってしまった。
…心なしか肩を抱く力が強まった気が。
にやにや笑うコイツの横顔はものすごく気持ち悪くて。
同時におれの嫌な考えを肯定しそうな声色に、今更ながら、恐怖と危機感が込み上げてきた。
さぁっと血の気が引き、冷や汗がながれる。
1秒でも早く離れたくて必死にやつの身体を押す。
秘技・股間蹴りを繰り出し、必死の思いで逃げる。
どこからきたかも覚えていない。
ここがどこなのかもわからない。
ふと、後ろから聞こえる罵声に聞き覚えがありすぎてしまうことに気がついた。
きっとさっきぶつかった相手がアイツだったんだ。
だから仕返しにッ__!?
後ろから飛びつかれ、その勢いで共倒れする。
しがみつくように、太ももに足がねじ込まれ身体が密着する。
耳にかかる吐息。悪趣味な香水と夜の匂い。
生理的に無理って感じを凌駕した気持ち悪さに吐き気を覚える。
体制を変えられ、四つん這いになったコイツの下におれがいる状態。
抵抗したくても、両手を抑えられてなにも出来ない。
そのままアイツの汚らしい手がおれの服にはいってくる。
すりっ
パァンと音がこだまする。
何が起きたのか一瞬、よく分からなくて。
異様に熱い頬と激昂したアイツの顔で叩かれたのだと理解した。
無理やりたくしあげられた服を口にねじ込まれる。
おれが必死こいて服を吐き出している間にもコイツは下の服をどんどん脱がしていく。
やっと全部出したときにはおれの下半身は素っ裸で。
コイツの気持ち悪い〝小さめのモノ〟がおれの穴にあてがわれていた。
助けてッ…
誰でもいいからッ___
…あっ。
かくっと力が抜け、首が勝手に傾く。
滲んだ涙はひと粒だけこぼれ、すぐに乾く。
ぼんやりした視界の中、〝相棒〟がみえた。
おれが名前を呼ぶより早く、相手の身体が宙を舞った。
ひらひらとした手をみると、細かく震えていて。
それをあまるにみられないよう後ろにまわす。
あまるは、手馴れたようにおれの服を着せ抱き起こし、背中をさする。
ヒーロー
心配と安堵が混ざったため息を吐くおれの〝相棒〟。
その動作が懐かしくて、なんか嫌だった。
声にもならないような声。
彼は両手で目を覆い宙を仰いで、床にへたり込む。
今にも泣きそうな声を漏らすあまるを放ってなんかおけなくて。
自分がダメって言ったくせして。
抱きついて、頭をなでる。
肩に、あまるが頭を押し付ける。
少しめんどいけど、安心する。してしまう。
「お前はほんとに心配症やなぁ。」
それで、済めばいいのに。
だんだん強くなる締め付けに声がでそうになる。
でも、こいつの〝愛〟を受け止められるのはおれだけやから。
泣きたいのはこっちだってのに、おれはびびが帰ってくるまで。
相棒
いつまでもいつまでも〝元カレ〟に抱きついていた。
その後_
興味なさげな返事をするびびは、反応とは裏腹に淡々とあまるを引き剥がしてていく。
おれは、あまるの強すぎる締め付け(抱きしめる力)に何度か酸欠でタヒにかけていた。
オマケページ風。
また、終わらんかったぁ!!!🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。