黒尾「ねぇ、君」
あなた「……。」
俺が声をかけると彼女は無言振り向く。
この子が冷酷少女。
布幸あなたというらしい。
めっちゃ美人。
あなた「あの、用事ないんだったら行きますね。」
と言いこの場から立ち去ろうとする彼女を俺はとめた。
すっごい睨まれたけど。
黒尾「連絡先交換s(((「無理です」」
黒尾「…………………………。」
あなた「……バレー部の方ですよね。」
黒尾「え、知ってくれてんの?!」
あなた「隣の人がうるさいんで。覚えてます。」
黒尾「おー、そっかそっか笑山本だな笑」
あなた「それが聞きたかっただけなので。さよなら」
黒尾「……………………連絡先は交換してくれないか、、笑」
あなた「あのうるさいヤンキーみたいな人に聞いてください。」
と言い残し彼女は去っていった。
あ、山本のことだよな??うるさいヤンキーみたいな人って……wwwwww
冷酷少女普通にいい子じゃん笑
黒尾「山本ー。」
山本「はい!!」
黒尾「冷酷少女ちゃんの連絡先ちょーだい」
山本「え!!話せたんですか!!」
黒尾「まぁ、普通に話せたよ。」
山本「黒尾さんラッキーですね!!ww」
黒尾「どういうことだ??」
MOB「あ、、俺冷酷少女に話しかけたらスルーされましたよ……笑」
MOB「俺も……笑」
黒尾「え」
夜久「冷酷少女ってあの2年の子か??」
黒尾「そーそ」
夜久「あの子女子から結構言われてるらしいぞ。男子から評判いいけど。」
黒尾「そうなのか…………。」
俺はラッキーだったようです。
冷酷少女ちゃん女子からなんか言われてること知らないのか??
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。