第4話

3限目 変な人とチームになりました。
405
2024/04/13 12:18
あなた
…あれなんの冗談?
楓原万葉
冗談ではないのでは?
あなた
嘘だぁ…。
初日に教室に入ってきた瞬間に教師と先生が喧嘩するわけないじゃないですか〜。
先生
席につけ。出席確認をする。
なんで貴方がここにいる訳!?
驚いた様に声を上げた金髪の髪にお花がついた女の子。
あの先生と知り合いなのかな?


名前は確か…。


行秋がダイン先生とか言ってたっけ?
ダインスレイヴ
教師だからだ。
心底どうでも良いと表情一つ変えもせずに教卓の前に立った。
理由になってない!
まぁまぁ、蛍
落ち着いて
お兄ちゃんがそう言うなら…。
あなた
あのお兄ちゃんパワー凄い✨
楓原万葉
そうでござるな。
鹿野院平蔵
ねぇねぇ。僕も話に混ぜてよ!
あなた
後だからリスク高い。
万葉は隣にいるけど平蔵とフィッシュルは後ろの席。


先生に話しているとバレる確率が高くなるから後々面倒になるのだ。
鹿野院平蔵
ちぇ…。
ダインスレイヴ
今日の授業は神の目の仕組みについて説明する。
 この学校にいる者は全員"神の目"を持つ資格がある。神の目とは、神に認められた者が与えられるこの世界にある元素力を扱えるようになる外付けの元素器官。各国ごとに枠組みのデザインが異なり、特に"フォンテーヌ"は"プネウマ、ウーシア"という属性が付属する。"プネウマ、ウーシア"は主にこの世界にある機械の動源となっているもので、プネウマにウーシアを当てる、又はその反対をするけとにより、その2つは消滅する。
…うわっ面倒くさっ!
ダインスレイヴ
色々と複雑だがしっかりと次の授業までに覚えるように。
あなた
なんでこの世界に勉強があるのだろうか?
楓原万葉
あるものはあるのだから仕方がないであろう?
フィッシュル
ほら、次は体育だから速くアリーナに移動するわよ!
…アリーナ?


多分、体育館のことかな?
だが、体育か…。
あなた
ズル休みしよ…。
初日…?そんなの関係ない!


そうとなればいざ屋上へ!
鹿野院平蔵
楽しみだね〜。
あなた
…はい。
逃さないよ?とでも言っているかのような勢いで私の手首を掴み、そのままアリーナへと向かって行った。
圧が怖いです。


平蔵さん。
inアリーナ
雷電将軍
皆さん、御揃いで?
へぇ〜。あれが体育担当の雷電先生か…。


あの先生の授業は恐ろしく厳しいから鬼将軍というあだ名があるとかないとか…。
そう言えば、何人か足りないみたいだな。
雷電将軍
揃い次第、2人一組でチームを組んでください。
神の目を使う特殊授業とはこれかぁ〜!
相性がなんとかなんとかって言ってたな…。
あなた
皆は組む人決まった?
鹿野院平蔵
僕は万葉と組むよ!
楓原万葉
うむ。
あなた
フィッシュルは?
フィッシュル
わたくしは、あそこにいる子と組むわ。
魔女っぽい格好をしている不思議な子だな。


魔導書みたいのを持っているから法器か…。

あなた
成る程…。ぼっちという訳か…。
君、余りかい?
他の奴らと比べたらマシになりそうだし、仕方がなく僕が君と組んであげるよ。
あなた
ありがとうございます…?
黒髪に少し薄紫のメッシュが入った特徴的なウルフカットの子が話しかけに来てくれた。


ごめん、クラスの人の名前覚えてない。


にしても偉そうだったな…。
ほら、速くこっちにおいで。
手招きをして、私が近くに来たことを確認すると先生から一番遠いところへ移動した。
何故?
作戦を建てようか?
あなた
うん。
まず、僕の元素は風元素。
そして、武器は法器だ。
君は?
集計面倒なので必ず一人一つね!(元素、武器種につき)

アンケート

元素
33%
4%
18%
10%
20%
15%
投票数: 207票

アンケート

続き
32%
全元素
55%
アビスの力(?)
13%
投票数: 180票

アンケート

武器種
片手剣
27%
両手剣
6%
法器
13%
27%
14%
そこは拳で勝負じゃ!!!
14%
投票数: 214票

プリ小説オーディオドラマ