ー ジョングク side
最近は、オフも増えて、
自分のために使える時間が出来てきたから
色んなことに興味を持っては、
あなたに呆れられる日々
そう言ってくるのは、
絶対褒めてないと思うんだよね
器用貧乏というか…
飽き性というか…
色んなことに興味を持っては、
長続きしないから、
あなたは、” またか… “って顔をするんだ
でも、まぁ〜…
なんだかんだであなたも、
僕に甘いし?
大概のことは、受け止めてくれるから、
小言は気にしない。
あなたとの生活も、
気付けば何度もの季節が巡って、
一緒に色んなことをしてきたけど、
急に思い立った、ひとつのこと
『あなたと、したいな…』って、
思っちゃったんだよね?
撮影なんかで、
何度か跨ったことのある大型バイク
「 カッコイイなぁ〜 」
って、ずっと思っていたけど、
免許を取りに行く時間もなくて、
ただの憧れだった
やっと、
免許取りに行く時間も取れるようになって
それこそ一緒にツーリングする時間もある
彼女を後ろに乗せて
海沿いを走ってみたい
そうだな…
ソウルから、そのまま釜山まで行って
家族に会うなんていいんじゃない?
僕の前で、
やーやー!と煩いヒョン達
これで聞こえてなかったらヤバイよ?
聞こえてるってば!
聞いてないけどㅎㅎ
家に置いてた雑誌を見せて
バイクの免許を取ることをあなたに話したら
すごく複雑そうな顔をされた
僕からしたら、
ちょっと想定外の反応
事務所に話してないって言ったら、
テヒョンイヒョンにチクられちゃって、
案の定、ヒョン達に叱られてる
もう少しで納車されるし、
免許取りに行く日も決めてる♪
ダメって言われても、
やりたい事は、我慢したくないんだよね?
何だか色々言われたけど、
ぜーんぶ右から左に無視しておいた
一度きりの人生なんだから、
やりたい事は、やらなくちゃね
失礼だなっ!
あなたは、
そんなので気苦労なんて感じないし
なんだかんだ言っても、
絶対誘えば、喜んでくれるはずだもん
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!