【京本side】
松 「京本…大丈夫…」
松村先生は固まっていた。
それはそうだろ。樹先生の上に俺が乗っかっていて、キスしそうな勢い。
松 「おいたなかぁ…?」
樹 「まっじでちがう!!逆!」
「俺が襲われそうになったんだわ…!?」
京 「えっ…樹さん…?」
俺は狼狽えた。
松 「生徒にてぇ出そうとしてんじゃ…」
樹 「いやほんと、マジで。待って、、とりあえず俺ほんとに一回抜けるわ、すぐくるから」
そう言うと彼はそっと俺を椅子に戻した。
そしてそのまま股間を押えたまま教室を出ていった。
松 「ふっ 情な…」
京 「松…村先生…」
松 「あいつのこと好きなんでしょ」
京 「はっ…でも、…」
松 「俺とあいつは付き合ってないよ。」
京 「は…」
松 「ただただ、幼なじみなだけ。」
京 「ほん…とうですか?」
松 「うん。ゴメン、勘違いさせて」
「アイツにもきつく言っておくけどあと2年待ってあげて?」
京 「2…年…」
2年。それは俺からしたら長すぎて待てやしなかった。
しかも、こんな状況で。
ガラガラ
樹 「はー、まじごめん」
松 「大丈夫かよ」
樹 「水飲んで落ち着いてた。」
「北斗ありがと、俺が詳しく話し聞くよ。」
松 「…ほんとに?手ぇ出さない?」
樹 「…」
「ださない…。うん、ださない!」
松 「出したらぶっ殺すからな」
そんな会話をした最後、松村先生は一言何か樹に言い渡してドアに手をかけた。
松 「それじゃ、こっちは任せて。」
ガラガラガラ。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。