第5話

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2024/03/28 09:12
そしてなんやかんやあり私は試験を突破していった
クロード·ルッチ
(なぜあんなふざけた奴らが残っている!?私を馬鹿にする品のないガキ共が!?)
クロード·ルッチ
(こうなったら!!)
クロード·ルッチ
次の試験はこれだ!
ゴゴゴゴォォォ
受験者
また地面が!
クロード·ルッチ
次の試験はこの迷路を解いてもらう
クロード·ルッチ
ただの迷路ではない
クロード·ルッチ
様々な罠が仕掛けてある
クロード·ルッチ
制限時間は三十分。時間内にゴール地点に居たものを合格とする。
クロード·ルッチ
それでは始め!
30分か…うーん…私なら今すぐゴールに行けるけど…、そしたら今まで制限時間ギリギリに終わっていたのがわざとだとバレてしまう…
あなた
仕方ない、罠は怖いけど地道に行くとするか
あなた
はぁはぁ…
あなた
どこやねんゴールゥゥゥ!!!
忘れてた。私極度の方向音痴なんだ。いつも外は魔法で行き来してたから迷うとかないし、そもそもあんまり外出たことないし
後10分…………
まぁそろそろいいか。魔法使お
ビュンッ


スタ
あなた
よし、ゴール
やっぱ時代は魔法だよね。歩くとか時代遅れ。




その時









ドドドドドドドド

さっきの魔法不全者くんが壁を突っきってゴールまでやってきた。いや、え?この壁結構分よね?力やっばぁ…それと隣にいる女の子は誰だろう。知り合いとかではない感じがする。
受験者
かえーれ!かえーれ!
あなた
いや、帰れはおかしいでしょ
受験者
は?
あなた
あっ
終わった………盛大に口を滑らせた…………
あなた
いや、これは違くてですね…その…なんというか…はい
受験者
お前こいつの味方するのかよ!
受験者
いつも最後の方にきた雑魚なのに指図するな!
あなた
は?雑魚?
は?なんだよこいつら。今すぐ化粧落として4本線なこと見せつけてやりたい。とゆうか殴っていい?
??
やめてあげてください!
彼と彼女はなにも悪くないです!
クロード·ルッチ
やめろ!!言えばただじゃおかないぞ!
今ならあの約束もまだ考えてやる
??
私が…
クロード·ルッチ
おい!
??
私が意図的にゴールにいけないよう邪魔したんです。
??
ルッチ先生に言われて…
は???

よし、ルッチ殴ろう☆私をモブライフ計画を邪魔したんだ。このくらい許される。なんだって私は神より上に選ばれた、4本線の持ち主なのだから


でも今いくと演説中断しちゃうしやめとこ
??
その人を足止めしたら合格にしてやるって言われて…
??
私のうち貧乏で家族のためにもなんとかここに入りたくて…
??
そんな私を助けて彼はこういったんです…
??
僕と結婚してくれって♡
ん?魔法不全者くん?流石に段階飛ばしすぎたよ?後普通に未成年だから犯罪
??
いや、そんなこといってないから
あっあの子の聞き間違えか…

いやそんな聞き間違えする?
クロード·ルッチ
……フッ
クロード·ルッチ
そうだ悪いか?私は試験官だ。気に入らない奴を落としてなにが悪い?
クロード·ルッチ
そもそも相応しくないんだよ、貴様らみたいな底辺臭のする人間は
この高貴なエリート校にはな
クロード·ルッチ
生意気なガキに貧乏少女
クロード·ルッチ
それとそこの指図した雑魚少女
あなた
はっ?
クロード·ルッチ
小汚いローブを着ているからすぐに分かったよ
訳ありだってね
クロード·ルッチ
底辺にも利用価値があると思って声をかけてやったのに恩を仇で返しやがって
クロード·ルッチ
頭が悪いのは親譲りか?そりゃ当然みすぼらしい人生ってわけだ
クロード·ルッチ
私は私の判断が間違っているとは思わない
クロード·ルッチ
お前達3人は不合格だ
あなた
ルッチが百%悪いのに?は?ボコすよ?
クロード·ルッチ
文句があるなら私に楯突くか?
クロード·ルッチ
イーストン魔法学校のエリート教師であるこの私に!!
お前エリートじゃねえよ。試験官やっただけで勘違いするな、イーストンの評価下がるから今すぐ退職しろ
クロード·ルッチ
もっともそれができたらの話だがな




バキィィィ!!!
クロード·ルッチ
え?
??
言い過ぎですよ先生
ゑ?魔法不全者くん…杖折っちゃた……








ないすぅぅぅ!!!
クロード·ルッチ
だっだまれ!!
お前らの言うことなんか
??
静まれ!!
あなた
!?
受験者
ウォールバーグ校長…
ウォールバーグ校長
今から最終試験を始める。
これより先はワシが試験を監督する
クロード·ルッチ
校長…なぜここに…
ウォールバーグ校長
ルッチよ…
ウォールバーグ校長
お前は後でワシの部屋に来なさい
クロード·ルッチ
ガクッ
ルッチ乙
ウォールバーグ校長
それでは早速一人目といこう
ボアッ
おー魔法不全者くん行ってった。あの子漫画とかだったら主人公キャラだな。先生に反抗したり普通じゃないことしたり……

普通じゃないって言ったら私も主人公になれるな
すいませんがここで設定の変更のお知らせです…!
漫画では最終面接は校長以外にも人がいますが、この小説では校長と受験者の1対1の面接という設定です。
ご了承下さい…!by主
ウォールバーグ校長
次の子じゃ
ボアッ
あなた
私だ。よし、頑張るぞ
ウォールバーグ校長
まず最初になぜ我が校を選んだのかを聞こう
あなた
えっ、と…
理由…?理由かー…あーー……
あなた
私は今までの人生沢山家族に助けられてきました。どんな時も守ってくれて…。感謝しかありません。これからも私は家族に助けられていくでしょう。なのでそんな家族を私は守れる存在になりたいです。そのためイーストン入学を志望しました。
こんな感じでいいのかな?実を言うとあんまり家族に感謝してないんだよな…いや、4本線なことをバレないように必死に隠してくれたことにはすごく感謝してるよ!?でも、うちの親、親バカなんだよな…転んでちょっと血出ただけでも救急車とか騒ぎ立てるし…。いや心配してくれるのはありがたいが…
ウォールバーグ校長
フォフォフォフォよい心構えじゃ
ウォールバーグ校長
では次に
ウォールバーグ校長
君魔力を抑えてるな
ウォールバーグ校長
それも相当な量を
あなた
!?
えっなんでバレたの!?私上手く隠したはず、まさかメイク薄くなった!?まずい早く言い訳しないと
あなた
な、なにをおっしゃいますか。私は1本線ですし魔力を抑え込むことなんて…
ウォールバーグ校長
君1本線じゃなかろう。3本、ましてやこの量からだと4本かもな。メイクなどで隠しているのではないか?
ウォールバーグ校長どんな目してるんだよ…!!
あなた
うっ…そうです、何本かは言いませんが1本線ではないです。メイクで隠しております。
ウォールバーグ校長
なぜ隠すのじゃ?線が多いことは良いことだろう
あなた
私は…普通に暮らしたいのです。モブみたいな…普通の人間として生きてゆく、それが私のモットーです。
あなた
だから…この力はたとえ世界を救えるような主人公に選ばれた力でも、私にとっては最悪なものでしかないのです。
ウォールバーグ校長
普通の人生を歩みたい、か…
ウォールバーグ校長
良いじゃろう
あなた
ウォールバーグ校長
神に選ばれた才能あるものを逃す訳にもいかんしな
ウォールバーグ校長
ようこそ、イーストン魔法学校へ
あなた
ありがとうございますぅぅ!!ズビィ
ウォールバーグ校長
フォフォフォフォ家族のためにも頑張るんじゃぞ
あなた
はい!
あなた
あ、すいませんが…
ウォールバーグ校長
?なんじゃ?
あなた
力のことは誰にも言わないで下さいね
あなた
それと特別扱いとかもしないでくだいね
あなた
普通に生活したいので
ウォールバーグ校長
うむ、良いじゃろう
あなた
ありがとうございます!
こうして、私は晴れてイーストン魔法学校へ合格した













いや、晴れてか?秘密校長先生にバレたけど…
始めて1話に2500文字も書いたな…疲れた
後私マッシュルFB買ったんですが、お得情報満載でしたね!1000円もした訳だ!

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