{ 大我 }
俺と北斗はSixTONESのメンバーであり恋人だ。
付きあって三週間ほどでまだ未熟なカップル。
だけど恋人としてすることはしてると思う。
デートとか、手をつなぐとかハグとかキスとか…もちろんセックスだって。
互いに溺れていってハマっていって…どこのカップルよりも愛しあってる自身がある。
だからこそ俺らの愛は冷めやすいと思う。
その内、北斗に飽きられて捨てられるだろう。こんなつまらない俺だから
その言葉を聞くと心が安らぐ。
俺はいつも好きとか愛してるって伝えて
かわいい恋人になってあげる。
それはただ大好きな
あなたと、北斗と離れたくないから_
2年後
俺らの愛は薄れて終わりを告げた
1年間の愛だった
北斗から別れを告げられた。
俺は分かっていた。
ああ、俺は捨てられるんだと。
俺以外の好きな人…。
いいな、その人は北斗に愛されるんだ。
体中に熱い何かが広がって
胸がズキズキ傷んでいる。
でも、分かっていたことだから俺は
って返してあげた。
そっと抱きしめてきた北斗の腕の中は暖かく
心地くてとても幸せだった。
北斗は好きな人をこの腕で抱いてるのかな…。
これで俺は最後なんだ。
そう思うと涙が溢れだしてきた。
ああ、泣かないはずだったのに
冷たい北斗の声。
あの優しい声じゃない。
それはそうだよな。別れ話なのにずっと愛してる何て迷惑だ。
その日を節目に俺達は話すことも目を合わすことも無くなった。
樹は今の俺の彼氏。
北斗よりも愛は重めだけど
優しくてかっこよくて大好きな人
だけど、樹は俺が利用してるだけ。
最低だよな本当
樹だって本気で好きになりたいのに
『北斗』が頭を邪魔して好きになれない。
これ以上嘘は付きたくない。
がたん
北斗、好きな人と上手くいってるかな…
まあ、北斗だしね。
北斗、会いたいな。
いつの間にか考えてた。
忘れられなかった。
好きでたまらない。北斗が
頭から北斗を消してしまいたい。
そう思い家に目をやった。
そこには人影があった。
樹、待たせてるかな?
駆け足にしてそこまで走った。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。