第97話

「          」
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2025/08/14 15:00 更新

            "ジョングガ"










    

           "おはよう"

朝、目が覚めるとずっと忘れていたのも、忘れちゃ駄目なものを思い出した。




それは僕にとって些細なことで取るに足りないこと。
でも、思うんだ。


   



僕らはこの人達といるために生まれてきたんじゃないかって。






ジミン
ジミン
……グガ
ジミン
ジミン
ジョングガ

ジョングク
ジョングク
ぁ…


生きてる。


ジミン
ジミン
ジョングガ!
わかる?大丈夫?
ジョングク
ジョングク
ジミニヒョンだ……
ジミン
ジミン
そう、そうだよ!!
良かった!
ユンギ
ユンギ
ジョングガ!
テヒョン
テヒョン
起きたんだね、良かったぁぁぁ……
ホソク
ホソク
どこも悪いとこは?
ジョングク
ジョングク
ないです、むしろピンピンしてます

ナムジュン
ナムジュン
ジョングガ、すまなかった。
ずっと、一人にさせてしまって。
ジョングク
ジョングク
…気にしないでくださいヒョン。
僕が勝手に決めた事なんですから

ユンギ
ユンギ
最悪の選択だったかもしれないけど、結果は最高だったな
ジョングク
ジョングク
はい、僕もまた成長することができました。
最悪で最高の選択でした

テヒョン
テヒョン
たくましくなったね。ジョングガ
ジョングク
ジョングク
もう28ですからね
テヒョン
テヒョン
そうじゃなくて、精神的に
ジョングク
ジョングク
ヒョン達のお陰です、


空っぽだった僕を変えてくれたから。
今のぼくがここにいる。




あぁ、会話の一つ一つが温かい。
何も特別なことはない。当たり前の、日常そのものなのに。
全てが、懐かしくとても楽しい。




ソクジン
ソクジン
ジョングガ
ジョングク
ジョングク
ジンヒョン…
ソクジン
ソクジン
おはよう、そしておかえり

ソクジン
ソクジン
2年ぶりだね
ソクジン
ソクジン
ずっとずっと、ありがとう。


そしてヒョンは皆を見て、抱き締めた。






ソクジン
ソクジン
おかえり……!


ジョングク
ジョングク
ただいま…ヒョン

ソクジン
ソクジン
もうどこにも行かないで、皆で死ぬまで一緒にいよう。
ソクジン
ソクジン
僕達は防弾だ!!




   
       第97話 「We are Bulletproof」



あっという間だった10年間。

その全ての時間をヒョン達と共に過ごしてきた。

共に学び共に笑い時には大人気なくみんなで大泣きして、その全てが良いものとは言えない。

だけど、1つ言えるのはそれが僕を変えたんだ。


何も夢がなかった僕に多くの可能性を与えて深い愛情で育ててくれたのはヒョン。


僕の記憶にはいつもヒョンがいた。



テヒョン
テヒョン
港が見えてきたよ、もうすぐ韓国だ!




僕らはまだ真の墜落を知らない。


墜落した先の景色もそこからの這い上がり方も。
だけど、僕らは着地の仕方を知っている。




だから今を生きるのだ。




いや、生きなくてはならない。



これから先どんな事が起ころうと僕らは進み続ける。



僕らは長年苦境を強いられた。
そんな中で折れずにここまでの高みに上り詰めることができたのは他でもない。


無償の愛と、優しさをくれたARMY、仲間、会社、家族。

その全てのお陰だから。


だから、返していかないといけない。


今も何処かで苦しんでいる君がいるなら、僕達は声を無償の愛を届け続けるから。
どうか、これからも僕達を見ていてほしい。頼ってほしい。






 




世界は僕らの夢見たものと違ってた。



僕等が夢見た優しい世界なんかなくて誰よりも優しい人が、最悪の選択を取らざるを得ない世界。




優しい人は、愛おしい人には誰よりも長く幸せに生きてほしいのに。
  




だから、こんな世界に何度も嘆いた。





しかし、そんな世界にも人は存在し今日を生きている。


世界は全てが歪んでいたわけじゃなかった。
美しいものも沢山あった。


僕らの長い冬の後に得た物は、止まらず走り続けたものにしか見えない絶景と、愛だった。
僕らは愛に守られていた。



ARMYからだけでなくヒョンからも。



だから、愛を感じてほしい。
最悪の選択を取らないで、少しでも幸せに生きててほしい。

それが僕等が進む理由になる。




だから、 





僕達がいる。




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本番30秒前です


ソクジン
ソクジン
緊張してる?
ジョングク
ジョングク
少しだけです。
ソクジン
ソクジン
大丈夫。
ソクジン
ソクジン
楽しもう
ジョングク
ジョングク
はい…!

ナムジュン
ナムジュン
行きますよ


これはまだまだ続く長い物語人生の一節。




この物語人生を創るのは僕達だけじゃない。



ARMYがいる。




共にこれからの物語人生を描き出そう。


 

僕達の記憶の旅-Love my brother-

完結

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