??side
俺と弟のジェルくんは東京駅の手前にいた
ジェルくんが急に、「苺野の2人がいる」とかいって家を飛び出したから、慌てて追いかける羽目になったのだ
苺野家
代々、生贄をつくる俺たちの親戚。
それに気がついたのはジェルくんのおかげだ。
確か今日が祭りの日だったよね…
2人とも、俺の忠告を聞いて逃げ出したんだ
ジェルくんがある方向を指さした
いた。
2人多いが、きっと彼らが苺野の人だ
桃side
突然話しかけてきたオレンジ頭
隣には、紫色の頭がいた
この中で唯一、ころんたちの神社に顔が知られていない
るぅとが確認を取る
神社の人だったらヤバい、と俺と莉犬は警戒した
しかし、ころんは少し考えたあと、口を開いた
その言葉に、ななもりさん…?は少し驚いた顔をしていた
やっぱり、と言ってころんは俺たちに向き直った
青side
とりあえず僕たちは駅にあるカフェで休憩を取った
ついでに、苺山兄弟の2人のことも聞くつもりだ
苺山の2人には、先ほど話しておいた。
弟とるぅとくんに、霊感の事を話してないと。
2人は快く受け止めてくれたので助かった
2人は初めての霊能力者に興奮していた。
いや、本当は初めてじゃないんだけどなぁ…
ジェルくんが2人の意識を逸らしてくれている間、僕を合わせた他三人は別のテーブルでこの後のことを話していた
言っていいの?本当に?
危ない目、というのは、幽霊相手だけじゃない。
自分の霊感を利用して金を稼ぐ祓い屋や占い師などにも狙われる可能性があるのだ。
ジェルくんと僕では立場が違う。
僕は、莉犬くんと兄弟だ。
この騒動が終わってからも、その真実は知られたままになるのだ
僕だけでは、判断できない
なーくんは申し訳なさそうに言った。
いや、貴方頭いいんだから信用してるんですけど
そういう問題じゃない
そう言おうとしたところに、なーくんが分かり易く説明を加えてくれた
莉犬くんの妖力は強力だ。
それに、るぅとくんはタケミカヅチを宿している。
彼らは力があるから、危険な目に合わせるわけにはいかない。
だから、霊感のことを知られているのはジェルくん一人でいい。
ジェルくんは、並の大物は祓えるらしいから、彼はカミングアウトしても何も問題はない
そこが難しいところなのだ
トイレに行くとでも言って席を外したのか
ジェルくんがいた席には今はるぅとくんと莉犬くんだけになっていた
るぅと莉犬の相手を変わると言って立ち上がったなーくん。
その席にジェルくんが腰を掛けた
同じく幽霊や神様が見えるジェルくんは、るぅとくんを好いているあの神様のことを気にしている様子だった。
それはそうだろう。
あの方は多分、日本でもトップに入るくらいの力を宿しているのだから
一方、るぅとくんの護神様のことを知らないさとみくんは
ぽかんとしていた
唯一の一般人、と思っていたるぅとくんが実は最強だった
さとみくんはその事実にクラクラしていた
【新着プロフィール】
【主の独り言】
全然こっち投稿してなかった。
申し訳ないですごめんなさい。靴舐めます。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。