今回の登場者様
朝、いつも通りめめんともりは布団から出た
そのまま、顔を洗いに洗面所まで向かった
洗面所
ばしゃばしゃ
そんな音が冬の朝の冷たい洗面所に鳴り響く
めめんともりは顔をタオルで拭き、
ふと、鏡を見つめてみた
めめんともりは冗談を言ったつもりだった
本当にあるなど、思わずに
それは、突如として現れた
「ありますよ。行ってみますか?」
誰か分からない。
一体誰なのか。
どうやって家に入った。
どうやって現れた。
しかも、一瞬で。
正体不明の人物は言う
「私に名などありません。そして、行きますか?【鏡の中の世界】」
分かりました。それではー
「…分かりました」
めめんともりの部屋
着替え中
洗面所
「あ、やっと来ましたか…それでは、今度こソ」
「え…」
「はぁ…いいですよ…
というか、どこから包丁出したんですか…」
「それでは、お友達も来たようなので」
「テレポート」















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!