前の話
一覧へ
次の話

第1話

【愛してるゲームトーナメント!!】
105
2024/03/15 17:50 更新
 とある日のお昼、5人は事務所に呼び出された。
そこにいたのは、おかゆ先輩だった。そう、私達を呼び出した張本人だ。
そのおかゆ先輩はにまにまして待っていた。

おかゆ「もーみんな遅いよー!」
ゆな「って言っても、私達呼び出されたの10分くらい前ですけど......」
おかゆ「あれ、そうだっけ?」
ポルカ「そうですよ!?」
ラミィ「おかゆ先輩の時間感覚おかしいんだけど!?」
ぼたん「んで、なんであたし達呼び出したんです?」
ねね「ねねも気になる~!」

 ししろんの言葉で話が切り替わった。

おかゆ「そうそう、今日僕がみんなを呼び出した理由は......」

 ゴクリと5人の喉が鳴るのが聞こえてきた。それぐらいみんな緊張しているのだと思う。
待っていると、すぐ後ろから''ガチャン''と音がした。振り返ってみると......。

ポルカ「え、ええぇ!Σ(Д゚;/)/」
ゆな「えっとぉ、何......やってるんですか......?」
おかゆ「何って、鍵閉めただけだけど?」

 そう、おかゆ先輩が事務所の扉の鍵を閉めていた。

おかゆ「今日は、愛してるゲームをして優勝者を決める! 名付けて!

    ......愛してるゲームトーナメントをしないと出られない部屋~!」
ねぽらぼ・ゆな「......へ?」
ねぽらぼ「愛してるゲームトーナメントをしないと......」
ゆな「出られない部屋......?」
おかゆ「うんうん、みんないい反応するね。ちなみに僕も参加するからね」
ぼたん「あ、やるんだ......w」
おかゆ「それじゃ早速、スタート!」
ゆな「なんか急に始まったんだが」
おかゆ「じゃあねねぽる、ししらみ、おかゆなでやろう」
ねね「じゃあ最初はねね達だね?」
ポルカ「うげっ、最初かよ......しかもよりによってねねと......」
ねね「ちょっその反応は酷くない!? ねぇゆなちゃん!」
ゆな「え? あ、あぁまぁ......」
ねね「ほらぁ!!」
ポルカ「あぁ分かった、分かったから! 早くやって早く終わらせるぞ!」
おかゆ「じゃあねねちゃん先行でいい?」
ポルカ「はい、いいですよ」
おかゆ「それじゃ、スタート!」

 おかゆ先輩の合図と同時にねねちゃんはすぅっと息を吸う。
呼吸が整うと、ねねちゃんは目と口を開いた。

ねね「......おまるん、愛してるよ。コッ☆」
ポルカ「......それでよく行けると思ったな」
ねね「あれぇ~!?」
ポルカ「はぁ......じゃあ次私行くぞ」
ねね「ど、ドンと来い......!! おまるん......!」

 おまるんが息を吸うと......。

ポルカ「ねね、愛してる」
ねね「~~~~~~っ!///」
ゆな「っ......!//」
ぼたん「お~?」
ラミィ「これは......??」
おかゆ「ねねちゃんが照れたから、ポルカちゃんの勝ちだね」
ポルカ「っしゃあ!」
ねね「うあー! くーやーしーいー!」
ポルカ「ってかゆなも照れてなかったか?」
ゆな「い、いやぁ?//」
ぼたん「でも顔、赤いよ?」
ラミィ「照れてるじゃん!」
ゆな「あーあー聞こえなーい、早く次やるよー(棒)」
おかゆ「めっちゃ棒読みw」
ポルカ「じゃあ次はししらみだな」
おかゆ「公式カプ公式カプぅ」
ラミィ「やめなー!」
ぼたん「先行あたしでいい?」
ラミィ「うん、いいよぉ!」
おかゆ「それじゃぼたんちゃん、どうぞ」
ぼたん「行くよラミちゃん」
ラミィ「かかって来なぁ! あでも、耳元での言葉攻めは無理だからね?」
ぼたん「へぇ、うん分かった」

 ししろんは"いいこと聞いたぞ"とニヤニヤして、真剣そうな顔に戻し口を開く。

ぼたん「ラミちゃんさ、あたしが困ってる時いつも一緒にいてくれたよね。あたしが泣いてる時も側にいてくれてさ。デートホラゲコラボするって言っても、一緒に配信してくれるし。他のホロメンにも優しいし、ツッコミもキレキレで。そんなラミちゃんがあたしは好きだよ」

 ぎゅっとししろんはラミィを抱きしめる。するとししろんはラミィの耳元でこう言った。

ぼたん「愛してるよ、ラミちゃん」
ラミィ「............////」
ぼたん「......あっはは、耳まで赤いよ?」
ラミィ「うぅ......////」
ぼたん「本当、可愛いなぁラミちゃんは」
ラミィ「こ、言葉攻め無理だってぇ......////」
ポルカ「す、ストップストップ!」
ゆな「はーいこれ以上はプライベートでやってくださーい」
おかゆ「これはホントに公式カプだ...w」
ぼたん「えーダメぇ?」
ゆな「だからダメだって!」
ねね「とにかく、この勝負はししろんの勝ちだね!」
おかゆ「え、それ僕のセリh......」
ラミィ「はい次行こう~!」
おかゆ「あれ」
ゆな「......ww」
ポルカ「......っwww」

 おかゆ先輩の言葉を遮るラミィ。
先輩の言葉を遮ったらダメだろ、と心の中でツッコミを入れておく。
多分おまるんも同じ事思ってるだろう。

ぼたん「次はおかゆなだよ」
ねね「お! 紫コンビ!」
ゆな「もう私達かぁ......」

 ふぅ、と私は息を吐く。おかゆ先輩も私と同じように。

おかゆ「よし、僕が先行ね?」
ゆな「分かりました、いつでも来てください!(ニコッ」
おかゆ「......! うん//」

 あれ、なんだろう。なんだかおかゆ先輩の顔が少し赤みがかった気が......。

ゆな「......気のせいか?(ボソッ」
ポルカ「ん? なんか言ったかぁ?」
ゆな「んーん、独り言だから気にしないで。さ、早く始めよ?」
ぼたん「OK、じゃあおかゆ先輩お願いします」
おかゆ「うん分かった」

 そう言ったおかゆ先輩は息を吸って、笑顔を見せながら口を開く。

おかゆ「ゆなちゃん、愛してる」
ゆな「......(よし、これなら耐えれる......!)」
おかゆ「愛してる、本当に愛してるよゆなちゃん」
ゆな「は、はい......(え、連続......?)」
おかゆ「ん......」
ゆな「え? ちょ、おかゆ先輩......?」

 なぜ私が驚いたか、それは......。

ゆな「っ......!(き、キス待ち顔......!?)」

 そう、おかゆ先輩の顔がキス待ち顔だったのだ。

おかゆ「んん......」
ゆな「くっ......!(た、耐えろ......耐えるんだ......!)」
おかゆ「ん、酷いよ......んでも僕はゆなちゃんの事愛してるよ」
ゆな「......!」
ぼたん「お?」
ポルカ「......おぉ?」
ラミィ「これは?」
ねね「耐えたぁ!?」
ゆな「っはぁ、はぁ......! おかゆ先輩、あの顔は......」
おかゆ「あれぇおかしいなぁ、僕のシミュレーションだと照れるはずだったんだけどなぁ」
ポルカ「次、ゆなだぞ~」
ゆな「ん、OK。ししろんキュー振りお願い」
ぼたん「うん、じゃあ3.2.1.キュー」
ゆな「スゥー......おかゆ先輩!」
おかゆ「ん? どしたの?」
ゆな「......あ、愛してます......っ!」
おかゆ「ぅんっ......!?///」

 私はふいに恥ずかしくなりそうになりながらも、身長の差を利用して上目遣いでそう言った。

おかゆ「......///」
ぼたん「ねぇ、なんかおかゆ先輩の顔、赤くない?」コソコソ
ポルカ「それ私も思った......!」コソコソ
ラミィ「よかった、ラミィだけじゃなかったんだ......」コソコソ
ゆな「おかゆ先輩? なんか、照れてません?」
おかゆ「っ......!? い、いや......///」
ゆな「でも、顔赤いですけど......気のせいですか?」ニヤニヤ
おかゆ「き、気のせいじゃない? ってか、なんでニヤニヤしてるの......?///」
ゆな「ふふ、何も? ただ......」
おかゆ「た、ただ?//」
ゆな「んふふ、おかゆ先輩が......可愛いなって......//」
おかゆ「んっ......!?////」
ラミィ「......ん......(=`ェ´=)」プクッ
ゆな「?(ラミィがほっぺ膨らましてる......?あ......)」

 まさか......?と思い、一つ行動に出た。

ゆな「おかゆ先輩、少し目を瞑ってくれませんか?」
おかゆ「え、? う、うんいいけど......///」

 おかゆ先輩は私の指示通り、キュッと目を瞑った。
すると私は、おかゆ先輩の赤い頬に、チュッ......と、
キスを落とした。

おかゆ「......!!///」ビクゥッ
ゆな「......ふふ」ニヤ
おかゆ「ゆ、ゆなちゃん......?//」
ゆな「さっき、期待に応えられずすみません。でも唇にはまだ早いかなって......//」
おかゆ「......そ、そうだよね、ごめ......///」
ゆな「......でも、関係が変われば、出来るかも?......//」
おかゆ「......!////」
ゆな「だから......//」

 そう言うと私はそっとおかゆ先輩の手を取って、
また、手の甲にキスを落とした......。

ゆな「おかゆ先輩から告白されるの、待ってますからね......?//」
おかゆ「......っ! うん、待っててね、ゆなちゃん......///」
ねね「す、ストーーーーップ!」

 すると突然、ねねちゃんがおかゆ先輩と私の間に飛んできた。

ゆな「うぉ、ねねちゃん......!」
ポルカ「ちょ、ちょいちょいちょい!! こりゃやべぇって......!」
ぼたん「こっちもプライベートで、かなぁ?」
ラミィ「もぉ、見てらんないよぉ......///」

 ありゃ、てっきりラミィ、嫉妬してるのかと思ったけど違ったか?
キョトンとしていると、ラミィが話しかけてきた。

ラミィ「? どしたん? ゆなちゃん」
ゆな「あれ、ラミィ嫉妬してなかった?」
ラミィ「......へ!?」
ポルカ「お! ラミィ妬いてたのか?」
ラミィ「や、妬くに決まっとるやろ...こんなん......!//」
ゆな「へえぇ、妬いてたんだ~」ニヤニヤ
ラミィ「やめろぉ、ほら早く次行くよ......!//」
ゆな「ふふ、はーい」ニヤニヤ



 さっきおかゆ先輩に言った事、一体いつになるかな......////。
そう思いながら、勝った私達は次の試合に進んだ。









プリ小説オーディオドラマ