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第1話

学校 ~零の物語~
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2022/09/25 00:31
この世界が、嫌いだ。
みんなは私の敵。
いじめられている。
親は、仕事で話をすることもできない。
今日も、来たくもないのに学校に来ている。
(なまえ)
あなた
はあ…
思わずそんなため息をついた。
不意に、後ろから声がかけられる。
東雲 優理香
東雲 優理香
ねえ、地味な陰キャちゃんwww
(なまえ)
あなた
…なに
東雲 優理香
東雲 優理香
何でそんな冷たいの?wもっと元気にしなよ~w
うざい、あっち行けよ
(なまえ)
あなた
関わらないで
東雲 優理香
東雲 優理香
ひっどぉい、また言いふらしてやる
やっぱり人をいじめるのって楽しいわ~
(なまえ)
あなた
…はあ
教室につくと、視線が向けられる。
もう来るなよ、この最低野郎が
と言わんばかりの視線だ。
(なまえ)
あなた
(まためんどくさいのが始まる)
東雲 優理香
東雲 優理香
クスクス…
モブ
モブ
ねえ、あのコまたいじめたんだって
モブ
モブ
あんなことして何が楽しいんだろうな
(なまえ)
あなた
めんどくさい…
そして、授業が終わり、休み時間。
私の居場所はないので、屋上へと行く。
(なまえ)
あなた
はぁ~あ、めんどくさ
いじめは正直どうでもいい。
正直、あいつにだけ仕返しができれば問題はない。
ただ、周りを巻き込みたくないだけ。
(なまえ)
あなた
あいつが来たら殴り掛かってやろうかな…
まあ、さすがにしないけど
ぼーっとしているとき、空を見上げたら。
(なまえ)
あなた
え…!?
ドラゴン?竜?のような生物が空を飛び、
その隣には鳥が飛んでいたのだ。
しかもただの鳥ではなく、虹色の羽をもつ鳥である。
(なまえ)
あなた
私の目がおかしくなったのかな…!?
目をこすってみたが、まだあの生物はいる。
頬をつねって見たりしたが、いたいし、まず夢ならこんなに風がリアルじゃない。
すると空から羽が降ってきた。
とてもきれいな、虹色の羽だ。
(なまえ)
あなた
綺麗…
だが、後ろから伸びた手にその羽は奪われる。
(なまえ)
あなた
あ…っ
東雲 優理香
東雲 優理香
なにこれ、おもちゃ?
子供っぽいww
これも言っちゃおーっとwww
(なまえ)
あなた
っ、返して
東雲 優理香
東雲 優理香
え?大事なものなの?www
(なまえ)
あなた
…返せっつってんだよ…
東雲 優理香
東雲 優理香
っ、なによ、こんなもの…っ
東雲 優理香
東雲 優理香
破り捨ててあげる!
(なまえ)
あなた
…っ!
怒りで我を忘れた。
今考えたら、何でこの羽を取り返そうとしたんだろうか。
東雲 優理香
東雲 優理香
っ…!!痛っ…!!
(なまえ)
あなた
返せ、って言ったよね
東雲 優理香
東雲 優理香
っ覚えてなさい、痛い目見せてあげる
(なまえ)
あなた
やってしまった…
勢いでビンタを食らわせてしまった。
今日、下校するとき。
きっとまた来るんだろうな。
(なまえ)
あなた
やだな
すると。
足元が光り出した。











これが、すべての始まりの物語。

この話に続く。

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