第66話

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2021/07/25 12:00













先生が出欠を取ったら授業が始まった。










ウォヌ
ウォヌ
先生
ウォヌ
ウォヌ
教科書忘れたんで、
隣りの人に見せてもらっても
いいですか?












もちろん








ダメという先生なんていないから、



先生の返事をもらったら








ウォヌ君は机をくっつける為に寄せようとする。


















ウォヌ君が先生を呼んでから




ずっと後ろを振り向いたままのジュン。













普通なら他のクラスの子から教科書借りるから


こんな事なんてないもんね。











ジュン
ジュン
ウォヌ
ジュン
ジュン
俺の教科書貸そうか?










同じクラスのジュンが貸しても


意味がないと思うんだけど、、、、















あー、




自分が貸したらソアちゃんに見せてもらえるから?













頭の回転早いなㅎㅎ














ウォヌ
ウォヌ
いや、
あなたに見せてもらうから大丈夫


ジュン
ジュン
、、そっか











目線を下に下ろして




少し残念そうな表情を見せたって事は













やっぱりそういう事を考えてたんだろうな。

















ウォヌ
ウォヌ
順調だなー... ㅎ
あなた
どうかした?
ウォヌ
ウォヌ
いや、こっちの話












ウォヌ君のこっちが





どこのこっちなのかわからないけど、











席に着いた時よりも笑ってる。




















ジュンは授業中時々振り向いてくるし









そんなに悔いるなら




今度自分が教科書忘れればいいよ。















ウォヌ
ウォヌ
なんか怒ってる?
あなた
怒ってはないよ
あなた
どうぞご勝手にみたいな気持ちㅎ
ウォヌ
ウォヌ
明日もその気持ちのままよろしくㅎ












私普段こんなんじゃないから嫌なのに





またウォヌ君に遊ばれてる。




















授業が終わった放課後




帰りの支度をしているときに気づいた









あなた
あれ?
ウォヌ君古典の教科書あるじゃん!
ウォヌ
ウォヌ
あっ、ほんとだ
ウォヌ
ウォヌ
あの時は
見つからなかったんだよㅋㅋ








とか言ってるわりには笑ってるから



嘘っぽい、、、、








あなた
もしかして、、、わざと?




ウォヌ
ウォヌ
どうだかㅋㅋㅋ























行動が謎のウォヌ君に







その意図をすでに知っているソヨン













ソアちゃんにデレデレなジュンに








違う人が好きだけど

ジュンと付き合おうとしているソアちゃん





















明日からの修学旅行どうなるんだろう、、、、





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