シュッ キュッ ガガンッ
旭さんのスパイクがまたしても伊達工のブロックに捕まる。今日で何回目のブロックだろう。
こんなに止められるとそろそろほんとにメンタルにくる。
春のこともあるし、1回綺麗に気持ちよく決めてほしいところだけど絶対どんなスパイクにもブロック1枚以上。
加えて絶対素直には打たせてもらえず、ブロックに捕まらなかったと思っても必ずワンチはついている。
まじどーなってんのこの人たち。
『多分俺が同じ状況でも岩ちゃんにあげ続けるなぁ〜』なんて言い始めてしまった。
やっぱ徹くんと影山にてるよな。
本人に言ったら絶対怒るから言わないけど((
シュッ… ドッ バッコンッッ
影山が再び旭さんにトスをあげた。
もう伊達工はここにくるとことを完全に読んでいてブロックは3枚綺麗に準備されていた。
しかし、彼は。エースは。
そのブロック3枚を相手にして正面から破ったのだ。
やっと。彼はあのブロックを破ることができた。それと同時に勝利と試合終了を告げる笛がコートに鳴り響いた。
最後の最後。
ブロックを正面から破って終わる。
最高の終わり方ができた。
これでまた一つ。エースの自信になってくれるといいなぁなんて思ったのだった。
更新頻度鬼低くてごめんなさい
❤️✖️15
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。