第62話

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2022/10/27 09:19 更新




JK
  あ 、あの!  
u
  なんですか …  


僕のことを怪訝そうな顔で見る
その表情一つも可愛いと思えてくる


しかも真顔はちょっと怖いけど
笑った顔は絶対可愛い


どっちかと言うとクールな部類に
入る顔立ちをしている


JK
  僕のこと知りませんか?  


カタコトの日本語でそう言って
マスクと帽子を取払った


そうすると彼女は はあ … と溜息をつき
携帯を取り出した


何してるのかな …


もしかして連絡先教えてくれる?


u
  警察 … 不審者っと …  
JK
  警察 …  


それは韓国人の僕でも分かる単語


警察 … にもしかして通報されようとしてる?


JK
  あにゃあにゃ …!
僕は韓国のアイドルです!

そう言うと彼女は手を止め
また怪訝そうな顔でこちらを見た


その間に僕は自分の携帯で BTS と調べ
僕達の画像を探した


JK
  これ!僕です!  

僕たちの画像を彼女に見せた


そうすると彼女は僕と画像を
三回くらい見比べて


警察に通報しようとしていたであろう携帯を
そっとポケットにしまった


JK
  ふぅ …  
_@_
  ジョングガ …
急にどうしたんだよ
JK
  ヒョン達はこれを持って  
先に車戻ってて下さい
_@_
  ちょ 、えっ?
意味分かんないんだけど
_@_
  ジョングガはその子と  
話したいんでしょ?
_@_
  ほら行くよジミナ  

こうゆう時 、テヒョニヒョンは
僕の気持ちをすぐ察してくれる


二人が出ていった店内は
僕と彼女の二人きり


ということは絶好のチャンスという意味


u
  あの … お帰りください  
JK
  ??  


彼女の言ってることが分からない


言語の壁って大きい


彼女はまた溜息をついて
携帯を取り出した


JK
  …!ノー警察!  


また警察に通報するのかと思って
僕は一人焦っていると


“ 早くお帰りください ”


彼女の携帯から感情のこもっていない
機械の流暢な韓国語が聞こえてきた


JK
  … 翻訳機!  


そうだ!今の時代翻訳機がある!


僕も携帯の翻訳機能を開いた


JK
  お名前は?  
u
  どうして知らない人に
名前教えなきゃ行けないんですか
JK
  僕はBTSのジョングクです  
u
  はぁ …  
JK
  自己紹介しましょう  
u
  やっぱり警察呼んだ方が  
いいですよね
JK
  それはダメです!  


彼女のガードはいわゆる鉄壁


今まで会った女性の中で一番固い


マネヒョン
  やあ!ジョングガ!  
JK
  げっ … ヒョン …  
マネヒョン
  早く戻ってこい!  
JK
  今店員さんと仲良く
なろうとしてるんです!
マネヒョン
  … 店員さんも迷惑がってるだろ  


パッと彼女に視線を向けると
もう携帯もしまっていて


カウンターに肘をついて
僕の方を一瞥もしていなかった


JK
  明日も来ますから!  


最後にスマホにそう翻訳してもらい
大音量でそれを流した


相変わらずこっちを全く見てなかったけど
ちゃんと聞こえてはいるはず


そして僕はマネヒョンに引きずられながら
車へと引っ張られていった
















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