俺の事をしょっぴーって呼ぶのは…
前世の康二
康二が無事ならってメンバー皆幻覚を見たみたいにその出来事をなかった事にした
涼太を除いて
康二の件で一旦落ち着くと腕を捕まれ外に出る
「もう戻って来ないでね」
頭の中で涼太の言葉が何度も重なる
ごめん
ごめんって言わないと…
優しい大好きな声でそう言われて
手を広げた涼太と目が合う
甘えてる自分が何処かにいるんだ
涼太は怒んない、でも甘え続けてたら何も進まない
首を横に振ると広げた手を閉じ考え込んでしまった
だから
来世の涼太に会いに行けるぐらいの勇気が欲しい
もう今は、会える自信すら ない
翔太は俺の事好き?
俺は好き
来世の俺も変わんないよ
記憶がないのが翔太のなかであと一歩が出ない理由かもしれないけど
俺達だよ?
同じジャニーズでSnowManで
今こんなに切り裂けないくらいの縁なのに
来世でそれが変わる訳ないよ
やっぱり君は凄いね
自分のなかで決心がついた、今なら大丈夫
頬につたった涙を手で拭うと隣にあった扉が誰も居ないのに開き出した
ばいばいで良かった
1回目はそうした
またね、でいいの…?
ありがとう
そう言いたかったのに眩しさに目を瞑ったらいつものあの店に戻っていた
「え?」
お客さんと思ってたらめっちゃ機材があってビビる
「わた、なべさん?」
「ラウールさん!!」
ラウール?
.

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!