AM6:00
そう、今日は高校の入学式。
私は、仲の良かった友達と離れ、1人、別の高校へ来た。
私がこれから通う高校は、全寮制の私立高校で、1部屋に1~3年生が合計7人でルームシェアをすることになっている。
1年生は今日の入学式の後から順々に、明日からの3連休までに全員が寮に引っ越すことになる。
私は、荷物を詰め込んだダンボールを避けながら、制服に着替え、朝食を食べ、身支度を整え、
と、誰もいない我が家に言い、学校へ向かった。
ポトッ......
そんなことを考えていると、私はカバンからICカードが落ちたのに、気が付かなかった。
「自分」は、あなたのことを指す、関西弁です!
by 作者
【校門をくぐる】
高校生活初日の朝、最初の友達ができました!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。