第3話

☆3
115
2024/01/17 22:45
しばらくして久我くんは仕事があるからと言って出て行った
あなた
いい人だったな
他の人達もそうだと助かるけど
前の私がなんとかなってるぽいから大丈夫かな…

記憶がない今は何か1つでも思い出せるように頑張ろう、この組の人達のためにも
あなた
でもなぁー…1人不安な人がなぁー
私の首を締めてきた人……
あなた
守若さん…だっけ?
久我くんが言ってた、本人から聞いた方が良さそう…ね
あなた
無理じゃね?
だってまた殺されそうやし
でも…あの時不思議と安心したんだよね
あー…生きてるって
それが自分に対してなのか、はたまた自分以外の人に向けての安心なのかは分からない
あなた
……
それにしても暇なのよ
マジで何も無い
あなた
勝手に出たら…怒られるかな?

あなた
ちょっとだけ……
ドアには鍵がかかっていたが中からも開けれる
あなた
(監禁……とかでは無いか…)
ガチャ
あなた
う…マブッ
部屋が少し暗かったせいで外の電気が眩しい



しばらくテクテク歩いていた
ドン
あなた
わっ…すんません
誰かとぶつかってしまった
???
おう…すまねぇな…ん?あなたの下の名前じゃねぇか、なに出歩いてんだコラ
あなた
???
あぁそうか、そっちは初めてましてだったな
ちょっと怖そうな人…
海瀬
俺は海瀬将吾お前とは同僚だ
あなた
ヮッ…えっと…ハジメマシテ…?
海瀬
フッ…なんだよそれ
海瀬さんは私の頭をポンポンしてニカッと笑った
あなた
(以外と優しい!!!)
海瀬
ついて来い組を案内してやるよ
あなた
はい!!
一気に暇が解消された

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