_飛行術_
フーチ先生「箒の上に手を出して「上がれ」と言ってください」
ハリーとマルフォイの箒はすぐに上がった
1人の生徒が怪我をしてフーチ先生が居なくなると
マルフォイ「見ろよネビルの奴思い出し玉を持ってるぜ。持った時に尻もち着いた時のことを思い出すんだろうな」
とマルフォイが笑う
マルフォイ「おいポッターこの思い出し玉俺から奪ってみろよ」
マルフォイが箒に跨り飛んで行くとハリーも跨り始めた
ハーマイオニー
「ハリー辞めなよ。わざわざかまう必要ないわ」
と止めるがハリーは降りてこない
私は箒で飛ぶのが苦手だが止めるため箒に跨がる
横からハーマイオニーの声がしたが飛ぶのに必死で聞く耳を持たなかった
あなた『やめなよ、先生に怒られるよ。』
と二人の間に入ろうとした瞬間箒から落ちそうになる
あなた『(あ、落ちた。この高さから落ちたら死ぬかな。母上悲しむかな、やめとけば良かった)』
だが意識はまだある。何故だと思い目を開けると
マルフォイ「おい、止めに来といて落ちるとは恥ずかしいやつだな。僕がいなかったらどうなってたと思う。」
とマルフォイが私のことを抱えてくれたみたいだ。それも…お姫様抱っこで
思い出し玉はハリーがキャッチしてくれたらしい。
この後ハーマイオニーにこっぴどく叱られた…ハリーは箒に乗って行うスポーツ「クディッチ」の選手に選ばれたみたいだ
あなた『(マルフォイには、後でお礼をしないと)』
マルフォイに話しかけようとするがマルフォイは人気らしい。話しかける隙がない。
あなた『………どうしましょう』
ハリー「…あなた?なにか悩んでるの?」
あなた『えぇ、マルフォイに授業の時のお礼をしたいのだけれど中々話せる機会がなくて…』
ハリー「僕が言っといてあげようか?」
ハリーはマルフォイと仲が悪いみたいだしまた揉めたら嫌だと思い『ありがとう、でも大丈夫よ。』と断った
また後でお礼しようと思い図書館に居る3人のところに行こうとした時
「おい」と呼び止められた。振り返るとマルフォイがいた
マルフォイ「お前僕に話しかけようとしただろ。何の用だ」
あなた『飛行術の時のお礼をしようと思って。』
「ありがとう」と言い3人のところに行こうとした時
マルフォイ「待て、名前はなんという」
あなた『キャロット。あなた・キャロットよ』
マルフォイ「そうか。じゃああなた、僕のことはドラコと呼べ」
あなた『?……えぇわかったわ、本当にこないだはありがとう。』
とお辞儀をしてドラコとは別れ図書館に行った
図書館に着くとハーマイオニーにマルフォイにお礼はできた?と聞かれ、先程の出来事を告げた。
ロン「随分マルフォイと仲良くなったみたいだね。名前なんかで呼んじゃって」
ハーマイオニー「ロンってば何が気に入らないの?あなたの友達よ?いいじゃない」
(ハリーはなんで黙ってるのかしら。)
_次回ハリーが黙っていた理由が明かされます_
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。