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第1話

𝑷𝒓𝒐𝒓𝒐𝒈𝒖𝒆
162
2026/02/21 08:00 更新


ちゃんと愛してたんだよ__。



それだけは絶対に嘘じゃない。








なのに私は


最後まで その言葉を伝えることが出来なかった。





星野アイ
__愛してる
星野あなた
……


そう言ってくれたのに…。





私は声が出なかった。










喉が震えて、涙が止まらなくて


ただ " アイドルの娘 " みたいな顔で そこに立っていた。








本当はちゃんと言いたかったのに…








     「私も愛してるよ____。」って









そこからかな…。


私は自分が誰なのか分からなくなった。









星野ルビー
それでもママはキラキラしてた

ルビーは前を向いた。


" ママみたいなアイドルになる " と。






星野アクア
俺は復讐をする

アクアは違う方向へと進んだ。


" 静かに、冷たい、復讐の道へ "







星野あなた
(2人とも強くて羨ましいなぁ)

私だけ置いていかれてしまった。









それに連れて


愛し方も忘れた__。











そんな途方に暮れていた時


とある人が声をかけてくれた。








お前、あんまり無理すんなよ
星野あなた



これが彼と私の出会い。




そこには不器用そうに目を逸らすがいた。






強くて荒っぽくて


でも誰よりも真っ直ぐで、優しい人。







君の前だけでは


" アイドルの娘 " でも " 誰かの妹 " でもなくて
" 普通の女の子 " で居て いい気がした。







だからそんな君を


傍で守ろうと思ったの。







そして


兄も姉も全てを忘れた愛で愛そうとした。







それが


ケンカの道だった__。





星野あなた
おはよー!

星が瞬く世界と


あなたの偽の名字あなた
ほんと弱いよねー

拳が飛び交う街









交わるはずの無かった世界が


あの日、静かに重なった。







これは


星の世界とケンカの街が交差した日から始まる


ひとつの愛の物語__。





星野あなた
強くなって戻ってきます!
星野アクア
いや、充分強いだろ
星野ルビー
びっくり仰天…
星野あなた
なんだって?

__

あなたの偽の名字あなた
強くなりたいんだよねー
桜遥
強いやつが何言ってんだよ
蘇枋隼飛
もう十分なんじゃないかなー
あなたの偽の名字あなた
…え?

__
星野あなた
どうか私を忘れないでね……
星野あなた
真の友情も愛情もさ__。

__




        勿忘草わすれなぐさ start···▸☆


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