京本side
そんなこともありながら月日は経って
今日は七星の命日
もちろんいい朝を迎えて…って
京本「ギャァァァァァァァァァー!!!!!」
早朝
キッチンに行くと、
ヤツがいました。
そう、Gです(震)
松村「ん、、うるさ、、なに、、」
京本「ほほほ、ほほっほくとさんーーー!!!
だずげでえええぇええぇ泣」
松村「なになになに、、うるさいな、、
どうしたの」
京本「や、、、やつがっ、、、泣
ゴキブリがぁあぁあああ、、ぅぅ、グスッ」
松村「んぇ、?どこ、、」
京本「ぅ、、そこ、ですっ、ぅ、グスッ
うぎゃぉッ、きもいぃいぃ、、っ」
松村「うーわマジかよ…
なんか叩くものない?」
京本「は、はい、、、泣」
ベシンッッ
松村「…ん、もーだいじょうぶ
叩いてごめんよぉ、、外に投げるか」
京本「ぅぅ、、」
○したGを外に出し、
戻ってきた北斗さん
松村「そ、そんなに泣くことなの、?!」
京本「だって、、、だってぇ、、ッ」
松村「はいはい、なになに、、落ち着いて?」
京本「ぅっ、、まだ、一人暮らし始めたての頃ッ、
寝てたら、ぅぅ、、、ゴソゴソ言って…っ、、
でっかいヤツがでてきてぇ、、グスッ
おれぇ、なんもできなくて、、、ッ
でもきもくて、、グスッ
夜中だったけど友達呼んで○してもらったんですぅ、、グスッ
ぅわぁあ、、こわかったぁ、、ぅっ、」
松村「そーいうことね、、笑
もぉ、、そんな苦手だったのか」
京本「…ぅっ、グスッ」
小さい頃から虫がほんとに大嫌いだった俺
情けないよなぁ…
松村「もう大丈夫だから…
これからは俺が守るからさ、、ね?
ほらぁ、、泣き止んで?」
気づけば、俺は北斗さんの胸の中にいて。
この慰め方…すごくすき
今思えば七星と一緒なんだ
" 七星「もう大丈夫だから!ほら、泣き止め」
京本「うぅ、、こわかったぁ、、グスッ」
七星「ん、おいで」 "
心が暖かい
なんで重ね合わせてしまうんだろう…
似すぎて…一緒すぎてて……
七星が、戻ってきたみたいなんだ、
京本「…なな、せっ、…ッ」
松村「……………??」
京本「…はっ、あ、、え、ごめんなさいっ、!
俺今…なんて、」
松村「ななせ、って。」
京本「うわあぁあぁごめんなさいいい!!!」
心の声漏れてるぅぅぅ!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。