ガッチマンSide
自分の部屋のベッドに座り込んでため息をつく
下校中のことを思い出して頭を抱える
今日会ったあなたちゃんは明らかに周りの女子とは違っていた
あなたちゃんが自分の家に帰ってからもあなたちゃんのことが頭から離れず、3人の話が全く頭に入ってこなかった
今までの女子は見るだけでも疲れてたし会話もしたくなかった
あなたちゃんのことを考えるたびに、そんな気持ちが強くなる
自分でもわかるほど自分がおかしくなっいることに乾いた笑いがでる
頭のなかがあなたちゃんで埋まっていく
ふとあなたちゃんがいなくなった時のことを考えてしまって不安になる
あなたちゃんに見捨てられたくない
その後もあなたちゃんのことが頭から離れることはなかった
牛沢Side
家のソファーに深く座り、ぼーっと考え事をする
門で会った時のことを思い出す
最初はレトルト達がおかしいと思っていたが、その後のあなたの行動ですぐに納得がいった
なぜなら
多分、キヨやレトルトもあなたのそこを気に入ってるんだと思う
あなたと話している時間が凄く幸せだったのは確かにだ
下校中、俺がレトルト達と話している隙に
それにレトルトとも話てたし、キヨなんかあなたの両肩に触れていた
ピンポーン((
いきなり家のチャイムがなる
インターホンを見てみると、男の人が立っていた
郵便物を受け取って、冷静になる
思わずはぁ~っとため息をつく
これは「疲れ」のせいだと言い聞かせて眠りについた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!