第172話

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2026/09/19 10:00 更新
水
おはよー!
宮瀬 湊
…!
宮瀬 湊
こさめ!久しぶり!
水
ww
水
そんな喜ぶ?w
水
たった一週間、学校休んでただけじゃんw
宮瀬 湊
いや、こさめ居なかったらクラスの雰囲気全然違うし
水
悪い?
宮瀬 湊
悪くは無いけど…
宮瀬 湊
でも、全然楽しくなかったから
水side

ツンデレなのか

素直に物事を伝えない湊の事を

可愛い、と思った

あの日から、一週間が経った

正直言うとあまり覚えていない

こさめが最後まで目覚めなくて、みこちゃんにおんぶしてもらって何とか家まで帰った事

家に帰ってからも、傷が目立ちすぎたのと無理し過ぎて熱が出ていたのとで、直ぐに学校には行けなかった事

それらは、勿論湊含め、殺し屋関係以外の人には内緒だ
水
…
宮瀬 湊
ねー、こさめ?
水
あ、ごめん
水
聞いてなかったわ、何?
宮瀬 湊
いや、大丈夫なの?本当に
宮瀬 湊
ずっとぼーっとしてるしさぁ
水
大丈夫だってばw
水
本っ当、湊は心配性だね
もしかしてこさめの事好き?w
宮瀬 湊
うっさ!
水
ww
その時

微かに、後ろからあの雰囲気を感じ取った
花宵 かなう
おはよう
水
…あ
水
おはよう…ございます
宮瀬 湊
…
スタスタと、やや急ぎ足で学校へ行く先輩

そして湊は、その歩き方、つま先から頭までを凝視していた
宮瀬 湊
…彼女?
水
違うわ!
湊の言葉に、思わず大きな声で返答する

その時先輩が

少し、笑ったような気がした

生かしておいたんだ、こさめ達は
水
…
Red Paradiseは全員殺してしまったから

今生きているのは、こさめとなつくんと先輩だけ

この事実は

ずっとずっと隠していようと、三人で約束した
白矢 怜央
いるまー、次のお客様の相手出来る?
紫
いける
紫side

軽く

腕捲りをする
紫
こんばんは
紫
今日も俺を選んでくれてさんきゅ
嘘でも

それでもいいから

何でもいいから

とりあえず、人として生きる
紫
えぇ、会社で嫌な事あったの?
紫
じゃあ今日は、それを忘れちゃうくらい俺に溺れて?
少々夢を見てる方が

多分、心地が良い




白矢 怜央
お疲れ様〜
紫
お疲れ様です
怜央は

殺し屋の事を、綺麗さっぱり忘れているらしい

俺らが招いた結果だけど

生きてた、決して無駄では無い数日間を

消してしまったと考えると、少しだけ共感も出来た

だからこそ、まだ、ホストを続けていようと思った
白矢 怜央
今日、酔ってる?
紫
あー、今日はあんまり?
紫
呑ませてくる客少なかったし
白矢 怜央
俺も今日、比較的楽だからさ
白矢 怜央
良かったら、この後、どっか行かね?
紫
え、まだ酒呑むの?
白矢 怜央
いや違うよ!w
夜ご飯食べるか、カフェでも行って話すか
紫
あぁ、なるほど
怜央の炎上騒ぎも落ち着いて

俺も殺し屋は減っていって

体も心も、傷は減っていった
紫
じゃあ、夜ご飯行こ
白矢 怜央
おけ!

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