【なかむsida】
きーんこーんかーんこーん
チャイムが鳴って授業が終わる。
…てことであなたさんと話そう。
怪しまれない程度で…。
所詮は俺もチキンだ。
『気になってる』ということがバレたら色んな意味で人生が終わる。
げ、ぶるーくまたきた。
あいつ毎時間くるんだよな。
いつもなら暇だし適当に遊んで流すけど今はそーゆーわけにもいかない。
…あー、うるせえな。
もういいわ。あなたとは次の休み時間にはなそ。
ゆめかとしゃべってるし…。。
なんでもないなら話しかけんなよ…
てかなんか嫌な予感がする。
あーーーーーなにも聞こえないなにもきこえない
てかまじきりやん声でけえんだよ
うそじゃないし
それよりなんかいつもよりこいつらうざくね??
まじこーゆーのすきだよなこいつら
そうかもしれないけどなんか違うんだよな。
でも
「自分でもわからない」
これがほんとのことなんだよな
そのことを二人に言ったら
といわれた。
勝手に恋愛的に気になってる人がいるってなっててムカつくけどもういいや。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。