清らかな川が流れるように
澄んだ空を思い浮かべて
お父様の仰っていた
"音楽の天使"に届きますように
_____________________________________________________________________________
ふぅ……
何とか歌い切った…
(ちなみにあなたさん、歌うますぎて
周りから密かに「天使の歌声」と言われています)←
そう思った次の瞬間だった

パサッ
その場にいた誰もが凍りついた
天井から降ってきたもの_______
それは
怪人からの手紙だった______________

_______怪人が事件を起こす時にはいつも
法則性があった
それは
黒いリボンに真っ赤な薔薇を添えて
ドクロ
「赤い髑髏の印が押された手紙」が届くということ______________
「みんな、一旦離れて!!」
先生が声を張り上げた
「いいから!離れなさい!」
私たちが声をかけると
先生は更に声を荒らげた
するとこの状況下で
ヒョンジュ様が
衝撃の発言をした
「っっ、」
先生は苦虫を噛み潰したように
一瞬だけ顔をしかめたが
直ぐに平静になって
一呼吸置き
「…いいですよ」
とだけ呟いた
ヒョンジュ様はそれを聞くと
壊れ物を扱うかのように
床に落ちた手紙をそっと拾い
封を切った_________















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。