第62話

476
2024/03/03 12:00
(なまえ)
あなた
結構空いてるね…
幸いなことに、観覧車は空いていてそんな並ばずにすんだ
DAHYUN
DAHYUN
あ、この観覧車2人で乗らないといけないみたいですよ
ダヒョナが看板を指さしながら言う
じゃあ私サナと乗ろうかな…
そう私が言う前にサナが
SANA
SANA
じゃあ自分ダヒョナと乗るわ〜!
と言ってダヒョンと手を組みながら先々行ってしまう
(なまえ)
あなた
あ、ちょっと…!
私がそう言った時にはもう観覧車に乗っていた
早すぎでしょ…
そんなことを思いながらも私はツウィに話しかける
(なまえ)
あなた
……それじゃあ、私たちも行こう
私がそう言うと、ツウィは「そうですね」と言った
そして私たちは観覧車に乗り始める
(なまえ)
あなた
わ、結構狭い…
まぁ、1台に2人しか乗れないからそりゃ狭いんだろうけど、
そして観覧車が地上から離れた
(なまえ)
あなた
…ねぇ、ツウィ…
(なまえ)
あなた
ツウィはなんで怒ってるの、?
こんな直接聞くなんてデリカシーのないやつなんて思われるかもしれないけど、本当になんでか分からないから、聞くしかなかった
TZUYU
TZUYU
……逆に、オンニはなんで気づかないんですか、
(なまえ)
あなた
え、?気づくって…
私がそう言った途端



ガタンッ
(なまえ)
あなた
うわっ、!
TZUYU
TZUYU
っ、え、!



ギュッ
私は揺れた衝撃でツウィの方に倒れてしまった
(なまえ)
あなた
ご、ごめんっ!
私は急いで離れる
TZUYU
TZUYU
…いえ、大丈夫です、
TZUYU
TZUYU
……それよりも、観覧車動きませんね、
ツウィは外を見ながらそう言った
(なまえ)
あなた
え、
私は外を見ようとする
だけど、また
ゴトンッ
と、風の衝撃で観覧車が揺れた
(なまえ)
あなた
きゃっ!
私は思わずツウィにまた抱きつく
TZUYU
TZUYU
そういえば、オンニ高所恐怖症でしたよね?
(なまえ)
あなた
、うん…
TZUYU
TZUYU
大丈夫ですか、?
そう言って、私のことを抱きしめ返してくれるツウィ
怒っているのにも関わらず、私の心配をしてくれるツウィは本当に優しいと思う
TZUYU
TZUYU
停電…じゃないですよね、
TZUYU
TZUYU
他のアトラクションとかは動いてますし…
TZUYU
TZUYU
故障ですかね、?
(なまえ)
あなた
…私達帰れるのかな…
(なまえ)
あなた
サナ達も大丈夫かな、
私がそう言うと
TZUYU
TZUYU
きっと大丈夫ですよ。安心してください
と、ツウィが励ましてくれる
TZUYU
TZUYU
あ、スマホあるんで電話してみましょうか?
(なまえ)
あなた
あ…その手段が…
私たちはサナに電話をかけてみる
プルルルッ、ガチャッ
SANA
SANA
あ、もしもし!
TZUYU
TZUYU
もしもし…。今観覧車止まってますよね?
SANA
SANA
おん…。故障かな、?
(なまえ)
あなた
ダヒョナは無事?
さっきから全く言葉を発さないダヒョナにそう聞いた
SANA
SANA
ダヒョナは…うん、笑。顔が死んどる笑
…なんか想像できるんだよな…笑
SANA
SANA
あなたの下の名前は大丈夫なん?高所恐怖症じゃなかったっけ?
(なまえ)
あなた
私は隣にツウィがいるから大丈夫だよ
TZUYU
TZUYU
とりあえず、復活するのを待った方がいいですよね…。メンバーにはグループの方で連絡しときますよ
SANA
SANA
ありがとう!
TZUYU
TZUYU
はい。それじゃあそっちも気をつけてくださいね
SANA
SANA
うん!ありがとー!
そして、ツウィは電話を切った
TZUYU
TZUYU
…とりあえず、復活するまで待ちましょうか
(なまえ)
あなた
そうだね、
そして沈黙が流れた
(なまえ)
あなた
…ツウィ、やっぱり私がファーストキスとか言ったから?




私がそう聞くとツウィは外を見ながら
TZUYU
TZUYU
…あなたの下の名前オンニは、私のこと妹としか思ってないんですね、
(なまえ)
あなた
えっ、?
TZUYU
TZUYU
だって、私がアピールしても全然気づいてくれないですし、ドキドキしてる素振りも見せないじゃないですか
話し出すと止まらないツウィ
TZUYU
TZUYU
オンニは何もわかってないですよ。なんでそんなわからないんですか?バカなんですか?
(なまえ)
あなた
ちょ、そんな言う!?
TZUYU
TZUYU
だってオンニは…私のこと意識してくれないじゃないですか、
そう言ってツウィは少し俯く
(なまえ)
あなた
…そういうわけでもないよ、
TZUYU
TZUYU
え、?
(なまえ)
あなた
自分がオンニだから見栄を張ってるだけ。ほんとはドキドキもしてるし、意識してるに決まってる…。ツウィは可愛いから誰もが意識するよ
(なまえ)
あなた
だからキスされた時だって、どうやってツウィに会ったらいいかわかんないぐらい意識した
(なまえ)
あなた
ツウィは…、妹だと思われたくなかったんだね、
(なまえ)
あなた
ごめんね
TZUYU
TZUYU
…意識、してくれてたんですね、



そういうと、ツウィは私の方に近づいてきた
(なまえ)
あなた
え、?え、///
TZUYU
TZUYU
どんどんツウィの顔が近づいてくる


え、これって…
私は思い切って目を瞑る
ヒョイ
(なまえ)
あなた
えっ、?
TZUYU
TZUYU
髪の毛にゴミ付いてましたよ笑
(なまえ)
あなた
あーー!///もうっ!///
(なまえ)
あなた
オンニをからかわないでよ〜!!
TZUYU
TZUYU
笑笑、すいません笑
…ツウィは私が妹としてみられることに怒ってたんだ…
これからはもっと考えないとな…
女心を考えるのはやっぱ難しい…
そんなことを考えながら、ツウィと話すのだった




𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡60

プリ小説オーディオドラマ