幸いなことに、観覧車は空いていてそんな並ばずにすんだ
ダヒョナが看板を指さしながら言う
じゃあ私サナと乗ろうかな…
そう私が言う前にサナが
と言ってダヒョンと手を組みながら先々行ってしまう
私がそう言った時にはもう観覧車に乗っていた
早すぎでしょ…
そんなことを思いながらも私はツウィに話しかける
私がそう言うと、ツウィは「そうですね」と言った
そして私たちは観覧車に乗り始める
まぁ、1台に2人しか乗れないからそりゃ狭いんだろうけど、
そして観覧車が地上から離れた
こんな直接聞くなんてデリカシーのないやつなんて思われるかもしれないけど、本当になんでか分からないから、聞くしかなかった
私がそう言った途端
ガタンッ
ギュッ
私は揺れた衝撃でツウィの方に倒れてしまった
私は急いで離れる
ツウィは外を見ながらそう言った
私は外を見ようとする
だけど、また
ゴトンッ
と、風の衝撃で観覧車が揺れた
私は思わずツウィにまた抱きつく
そう言って、私のことを抱きしめ返してくれるツウィ
怒っているのにも関わらず、私の心配をしてくれるツウィは本当に優しいと思う
私がそう言うと
と、ツウィが励ましてくれる
私たちはサナに電話をかけてみる
プルルルッ、ガチャッ
さっきから全く言葉を発さないダヒョナにそう聞いた
…なんか想像できるんだよな…笑
そして、ツウィは電話を切った
そして沈黙が流れた
私がそう聞くとツウィは外を見ながら
話し出すと止まらないツウィ
そう言ってツウィは少し俯く
そういうと、ツウィは私の方に近づいてきた
どんどんツウィの顔が近づいてくる
え、これって…
私は思い切って目を瞑る
ヒョイ
…ツウィは私が妹としてみられることに怒ってたんだ…
これからはもっと考えないとな…
女心を考えるのはやっぱ難しい…
そんなことを考えながら、ツウィと話すのだった
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡60
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!