第51話

第十七話
44
2026/02/16 23:00 更新
その日の夜。
俺は、志歩と雫を部屋に招いた。
(なまえ)
あなた
まずは、事前に何も言わずに、色々と面倒なことをしたこと、本当にごめん
誠心誠意、心を込めて頭を下げる。
日野森志歩
日野森志歩
ちょ、お兄ちゃん・・・・・・!?
日野森雫
日野森雫
そんなに気にしなくてもいいのよ?
雫の言葉に、俺は顔を上げつつ返事をする。
(なまえ)
あなた
分かってはいる。
俺が今日したことは、二人にとっては別になんとも思ってないこと、些細なことだって
それでも、ちゃんと謝りたかった。そうじゃなきゃ、この先あなたのネットの名前として活動できなくなる気がしたから。
そう言い切った俺の前で、二人は破顔した。
日野森雫
日野森雫
全然いいわよ〜あなたの下の名前(前から二文字)くんのその言葉が聞けたから!
日野森志歩
日野森志歩
そうだね、兄さんがプロとしての意識を持つようになったのはすごく良いと思う
(なまえ)
あなた
ありがとう、
なんだかすこし、照れくさかった。
それから数分後、俺は二人に一つの相談を持ちかける。
(なまえ)
あなた
なぁ、一つ相談があるんだが、いいか?
日野森志歩
日野森志歩
どうしたの、そんなに改まって
(なまえ)
あなた
実写・・・・・・というか、顔出しで活動してみようかな、って思った
日野森志歩
日野森志歩
それはまた急に・・・・・・
日野森雫
日野森雫
面白そうだし、良いんじゃないかしら!
日野森志歩
日野森志歩
お姉ちゃんは一旦黙っててね、ほんとに
・・・・・・にしても、なんで今?
(なまえ)
あなた
俺としては、近々退学するわけだから、区切りとして丁度いいかと思ったんだ
日野森志歩
日野森志歩
なるほどね・・・・・・それで、私達にして欲しいことがあるの?
(なまえ)
あなた
配信でも、動画でも、ライブでもステージでも、やり方は問わないから、コラボしないか?
日野森志歩
日野森志歩
・・・・・・それは願ってもない事だけど・・・・・・いいの?
(なまえ)
あなた
充分お互いに利益があると思うんだが・・・・・・
日野森志歩
日野森志歩
それは・・・・・・まぁそうなんだけど、その利益、多分私達の方が比率多いでしょ?
そう言われて、俺は少し何を言っているのかイマイチピンと来なかった。
(なまえ)
あなた
そりゃあ、迷惑かけることになるんだから、相手の利益を多くするのは当然だろ?
そう言うと、志歩は軽く後頭部を掻きながら、照れくさそうに声を出す。
日野森志歩
日野森志歩
・・・・・・迷惑なんかじゃないよ
珍しく好意的な態度を示す志歩を見て、俺が何も言えないでいると、制止しようとした雫を手で制して、言葉を紡ぐ。
日野森志歩
日野森志歩
私達のこと、ちゃんと信頼して欲しい。頼っていいんだって、思って欲しい
日野森雫
日野森雫
しぃちゃん・・・・・・
雫も、俺と同様、いつもと違う態度の志歩を前に、言葉が出てこない様子だ。
(なまえ)
あなた
そう、だな・・・・・・ごめん。
迷惑かける、とか気にしすぎる必要、無かったかもな
うん、と少し目を赤くした志歩が頷くのを見て、俺は雫と顔を見合わせ、二人で笑い合った。
天丸
天丸
はい!第十七話です!
天丸
天丸
あ、終わりませんからね!
天丸
天丸
終わりませんよ!
東雲絵名
東雲絵名
なんで2回も?
天丸
天丸
やっぱ大事なことは2回言うべきかなって
東雲絵名
東雲絵名
確かに終わり方が完結の時みたいだったけど・・・・・・
天丸
天丸
そうでしょ?
だから、まだ終わりませんよ!あとちょびっと続きます!
東雲絵名
東雲絵名
とりあえず・・・・・・頑張って?
天丸
天丸
もちろーん!
ではでは、お疲れ様でした〜!
東雲絵名
東雲絵名
お疲れ様

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