第41話

💔40
884
2021/02/08 13:31
北斗とのメールが終わってから直ぐに

あなたにメールをした。
なぁーあなたー
(なまえ)
あなた
どうしたの?
今度どっか行こー
(なまえ)
あなた
いいけど?
(なまえ)
あなた
どこ行くの?
行きたいところある?
(なまえ)
あなた
あんま思いつかない。
じゃあ、今週の土曜日くらいまでに!
行きたい所あったら送って?
(なまえ)
あなた
分かった〜
よろー
(なまえ)
あなた
ほーい
そして、送られた場所はカフェでもなく。

服屋でもなく。

普通の公園だった...
『樹〜』


樹「おー!久しぶり!」


『久しぶりー』


樹「調子ちょっとは良くなった?」


『おかげさまで〜』


樹「マジ?!良かった!」


『ご迷惑おかけしました!』


樹「もうこんな目に遭うなよ?笑」


『こっちから願い下げだわ笑』


樹「だよな笑」
そんな簡単な話をしながら

あなたの願いだけではなかったけど、

俺のワガママで色んなお店を回った。
樹「あのさ、突然何だけど、」


『なに?』


樹「最初で最後。」


『ん?』


樹「今日だけ俺の彼女になってくれませんか?」


『何言ってんの?』


樹「...だ、だよな!俺、どうしちゃったんだろ笑」


『...』


樹「い、今の、忘れて!」


『...((忘れるんけないじゃん。』
それでも、あなたは俺に笑顔を見せてくれたり、
『これ樹に似合う!』
って選んでくれたり...


今だけでいい。

今日だけでいい。

最初で最後だから、

あなたの彼氏で居させてください...








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