思わず驚きの声がでてしまう
すると、てんとう虫は小さな羽を出し、飛んでいった
てんとう虫は頭の上まできた
私は上を見上げ、てんとう虫と大空を見上げると、
とても気持ちいい風が吹いてきた
てんとう虫はどこかへ行ってしまい、大空だけが見える
立ち上がり、風上に向かって歩き始めた
なんか、呼ばれた気がした
風に連れられて、私は歩いていった
歩いていくと、だんだん懐かしい香りがしてきた
空を見上げていた私は、前を向き直した
そこには、一軒の店があった
家の気もするが、直感でそう感じた
家には出せない雰囲気がある
そう思ったからだ
どこか懐かしく、温かく、静かにその店はたっている
二階建てのようで、一階は木の扉が閉まっている
窓は一切ない、すべて木でできている
周りにはたくさんの花と木があり、森にぽつんとたっているようだ
扉の隣には店の名前らしきものが書かれていた
『CRY』












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!