第3話

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2024/03/08 10:00
翌日。


義母
義母
!おはよう。あなたの下の名前ちゃん。
あなた
!おはようニコ
義母
義母
朝はやいのね。
あなた
うん。
あなた
なにか手伝うことある?
暇だし手伝うよ!
義母
義母
あら。助かるわ。じゃあご飯の支度を
手伝って貰おうかしらニコ。
あなた
うん!任せて



父
ふぁー。おはよう
父
いい匂いだな。
義母
義母
あら。起きたのね。おはよう
あなた
おはよう。お父さん。
父
おはよう2人とも。
父
朝から仲がいいな笑。
仲良く朝食作りか笑。
あなた
うん!
あなた
もうできたから、用意終わったら座っててね!
父
おう。
義母
義母
あなたの下の名前ちゃーん!
これ持って行ってー
あなた
はーい!
タッタッ



父
(……あなたの下の名前。あれはいつものあなたの下の名前じゃない。演じているのか?)
あなた
ん?お父さん?どうしたの?
父
なんでもないさ。
あなた
そう?冷めるうちに食べてね!


義母
義母
あなたの下の名前ちゃーん。そろそろ
いい時間になってきたから、あの子たち
起こしてもらえるかしら〜?
あなた
!!あ、は、はい!
あ、はいって、言っちゃった……
どうしよう……
でも行くしかないよね……



2階




この人なら、起きてるかな……
あなた
コンコンおはようございます。
朝食ができるので、下に降りて来てもらっても
いいですか?
??
……
あなた
あの。
ないこ
ないこ
!?
ないこ
ないこ
あ、おはようございますニコ
ないこ
ないこ
すみません。今行きますねニコ
あなた
あ、……
ないこ
ないこ
?どうしました?
あなた
いや、なんでもないですニコ
ないこ
ないこ
……もし良ければ、他の人達起こしてきましょうか?
あなた
あ、いいんですか?
ごめんなさい。では、お言葉に甘えてニコ
お願いします。
ないこ
ないこ
はいニコ




義母
義母
あら?あなたの下の名前ちゃん。
早かったわね。
あなた
!うん。ないこくんが、
起こしてくれるって笑
あなた
いきなり来た人に起こされるのは、
少し可哀想だしね笑。
義母
義母
……あら。ありがとね。
気を使ってくれて。
あなた
ううん、全然そんなことないよ
ニコ


あ、そろそろ学校の時間。
ここからだと、学校までの距離が少し短くなる位で、転校までは、しなかったんだよね……
あなた
……!
そろそろ学校行くね!
義母
義母
あら、もうそんな時間?
あなた
うん!
義母
義母
気をつけて行ってきてね。
これ、お弁当。
あなた
え?!いいの?ありがとう!
あなた
いってきまーす!
義母
義母
行ってらっしゃーい!





トコトコ




はぁ、これから学校か……

!暗い気持ちになっちゃった。
明るくいないとね!

学校は、楽しいものってみんな言ってたし……
言ってた……


よし。この事考えるのはやめよう。


ないこくんだっけ?あの子は、
私と似てる気がする。
きっと抱え込みやすいんだろうな……

しっかり見ていないと……

また、私のようなことになっちゃうかもしれないからね。

それだけは絶対にさせない。
絶対に止めるから。

待っててね。助けに行くから。











みんな。

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