第5話

医者のあなた(cn)
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2023/10/25 07:21
コンタミ
コンタミ
はーい、15分後に検査に行くから準備しておいてね
コンタミ
コンタミ
あと、ちゃんとご飯食べないとダメだよ?
(なまえ)
あなた
ご飯美味しくないんだもん
コンタミ
コンタミ
そう言われてもなぁ…
コンタミ
コンタミ
とりあえずは準備しておいてね
そう言って去っていったコンタミ先生ことコンちゃん
友達「ねぇ…やっぱりコンタミ先生かっこよくない?』
(なまえ)
あなた
やっぱり先生と関係長かったからなぁ
友達「私たちは子供の頃からここにいるもんね」
そう、私たちは体が人よりも弱く、よく入院するのだ
(なまえ)
あなた
だとしても、外の世界ってどんななんだろう
そう思っていると、聞きたくない会話が聞こえてきた
〜〜〜〜!?
(なまえ)
あなた
お母さん…?
聞き耳を立てると
じゃぁ、私達の子供ではなくなるというの!?
(なまえ)
あなた
えっ?
静かにしろよ、わかるだろ、あいつは姉に比べて体も弱いし良いところもないじゃないか
頭を鈍器で殴られたかのような感覚になった
だけど、私は思ってしまったんだ
"必要ではないならここから逃げてしまおうって"
そう考えたら速かった、
コンちゃんに呼ばれて検査をし、
病院でご飯を食べて寝る…
寝るフリなのだけど
(なまえ)
あなた
(確か、今は、先生や看護師さんが仮眠を取る時間なはず…)
出るなら今しかない
友達のユナにも言ってないけど、
病院から私は飛び出した
警備員さんに止められたけど、
足には自信があったから
ずっと走った
だけどずっと走っているのにも限界がある
私は近くの公園に入り、隠れる場所を
見つけそこに隠れて休んでいた
(なまえ)
あなた
今頃コンちゃんたちに知れられて
探されてるのかなぁ
その時
(なまえ)
あなた
…(息が苦しくなって…)
助けを求めにようにも求められなかった
(あいつには良い所もない)
(なまえ)
あなた
最後くらい…褒めてくれてもいいじゃんか…
そういい、意識が遠くなっていくのを感じてると
コンタミ
コンタミ
あなた!どこっ!
コンタミ
コンタミ
あなた!
コンタミ
コンタミ
よかった…見つけられた…
コンタミ
コンタミ
意識をしっかりして、
ゆっくり呼吸をして
(なまえ)
あなた
(  '-' )スゥゥゥハァァァ
(なまえ)
あなた
コンちゃん…?
コンタミ
コンタミ
そうだよ〜、探すのすごい大変だったんだからね
しばらくして、私が落ち着いてから聞いてきたコンちゃん
コンタミ
コンタミ
なんで病院から飛び出してここにいたの?
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
私だって外に出たかったんだよ
コンタミ
コンタミ
僕の知っているあなたなら何も言わずに
出ていかないと思うんだけどなぁ ´・ω・`
(なまえ)
あなた
じゃあなんでだと思うの?
コンタミ
コンタミ
あなたにとってとてつもなく嫌な事が起きて
病院にいたくないって思ったから
コンちゃんは、ほんとに私のことを知ってくれてる
(なまえ)
あなた
ほんと、コンちゃんって私の事知ってるよね
コンタミ
コンタミ
まぁ、僕の好きな人だからねぇ…
(なまえ)
あなた
へ?
コンタミ
コンタミ
そもそもなんで忙しい医者が1人の患者のために探しに来たと思ったの?
(なまえ)
あなた
1番関わりが多いから?
コンタミ
コンタミ
まぁ、それもあるけど…
一応、1番心配して走り回ってたの僕なんだけどね…
(なまえ)
あなた
うん…そっか…
(なまえ)
あなた
(寝たフリしてみよっかな…)
コンタミ
コンタミ
それに、こんな寒い格好をして!
早く病院に帰るよー
コンタミ
コンタミ
って…寝てるし
コンタミ
コンタミ
もぉ…わがままなお嬢様な事だ
そういうとあなたを抱え込んだコンタミ
チュッ♡
コンタミ
コンタミ
探したご褒美はもらいましたからね…
そう言って運ばれたあなた
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
(探していたご褒美って何!?///)

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