第147話

お泊まりの許可
142
2024/02/10 10:00
〜飴村乱数と別れた後〜
観音坂孋
そういえばラップバトルって何時なんだろう
私は持ち歩いていたチラシを見て確認すると……
観音坂孋
え……明日?
う、嘘でしょ……。しかも開催場所がイケブクロ。しかもしかも場所が分からないという事態に気づいてしまった
観音坂孋
ちゃんと確認しなかった私が悪いけど……いや、これは私が悪いのか…。
これからヨコハマに帰るとしてもまたイケブクロまでこっちに来るのは正直疲れてしまう。
観音坂孋
しょうがない、ダメ元で聞いてみよう
私は一二三さんに電話を掛けることにした
プルプルプル

ガチャ
伊弉冉一二三
伊弉冉一二三
“もしもーし!伊弉冉ひふみんだよ!”
観音坂孋
“一二三さん、孋です”
伊弉冉一二三
伊弉冉一二三
“孋っち!またまた珍しい!どしたの?”
観音坂孋
“それが……”
私は事細かに明日の事を話した後
観音坂孋
“……って事でそのついでとはなんですが、今日そっちにお泊まりすることは可能ですか?”
伊弉冉一二三
伊弉冉一二三
“そういう事なら泊まっていいよ!いちいちまたこっち側に来んのめんどいっしょ”
観音坂孋
“ありがとうございます!今からそっちに行っても大丈夫ですか?”
伊弉冉一二三
伊弉冉一二三
“OK!独歩ちんは相変わらず仕事だけど今日珍しく早く終わるらしいから”
観音坂孋
“分かりました。では向かいますね”
ガチャ
観音坂孋
ひとまず安心かな。後は……あそこに電話しよう
プルプルプル

ガチャ
???
“もしもし”

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